ボルダリング サイファーとは?やり方とコツを解説!
サイファーのコツ
サイファーで重要となるポイントを解説します。なかなかサイファーができない人は以下の点を気を付けながら練習してみてください。こちらはサイファーだけでなく、全てのダイナミックムーブに言えることです。
脱力から一気に力を加える
サイファーで離れたホールドに飛び移るには、腕の引き付け、足の踏み込み、振り子の力。この3つを合わせる必要があります。上手く反動を使うには、力を加える前に脱力しておくのが欠かせません。
力を常に入れた状態では体をバネのようにして反発力を生み出せません。脱力から一気に力を加えると大きな推進力を生み出せます。
足の踏み込みを意識して
サイファーをする前は、片足でホールドに乗っているので、片足だけでバランスを取っている状態です。足はバランスを取るだけでなく、しっかりと踏み込んで推進力を生み出すのにも使います。
片足なのでつい疎かになりがちですが、足の踏み込みは推進力を生み出す起点となります。
振り子の力を最大限に引き出す
サイファーで最も特徴的な体の使いかたである振り子のスイング。普段のクライミングでは使う事のないムーブなので、手こずる人も多いでしょう。コツとしては自分がイメージしてるよりも大げさに足を振りましょう。サイファーで飛距離が出ない人は、振り子の力が足りていない場合が多いです。足だけでなく、体ごと揺らして推進力をつけるイメージで丁度良いです。
振り子にした足を目標とするホールドに足を投げるイメージ、もしくはホールドを蹴り上げるようにすると自然と体が目標に向かうので意識してみてください。
腕を使って体を壁に引き付ける
足で踏み込んだら、流れるように掴んでいるホールドを引き付けて体を進行方向に向けましょう。サイファーのムーブでは両手だけがいつもと同じように使えるので特に重要です。
腕の引きつけが甘いと、体が開いた状態で飛び出してしまうので安定して目標のホールドを掴めません。
ホールドの保持
サイファーは横方向の力が強いので、肩に一番負担が掛かります。
飛び出した後は目標のホールドから目を離さず、しっかりと両手で掴みましょう。ダイナミック系のムーブはホールドをキャッチする時に体に負担が掛かります。集中してホールドを掴む意識が無いと手をかけても維持できずに滑り落ちます。
中途半端にキャッチして衝撃を吸収できずに滑り落ちた時が一番負担が大きいので、ホールドをキャッチする時は集中してください。
ホールドをキャッチする時は、腕を伸ばした状態ではなく、90度曲げた状態でキャッチするのが理想的です。腕を伸ばした状態でキャッチすると、関節で衝撃を吸収できません。ダイナミックムーブは負担も大きいので体を痛めてしまいます。
関節を曲げた状態でホールドをキャッチするためにも、飛距離は重要です。ホールドをギリギリ掴めるようなムーヴでは距離が足りず、腕を伸ばした状態でキャッチしてしまうので、体を痛める原因となります。
あなたにオススメの記事はこちら
-
ボルダリングで役立つ英語は? 使える英語表現を紹介!
- ボルダリング
-
スカルパのおすすめボルダリングシューズをレベル別紹介
- ボルダリング
-
東京都内駅チカのおすすめボルダリングジム3選
- ボルダリング
-
おすすめのボルダリングシューズ6選! スポルティバ編
- ボルダリング
-
ファイブテンのおすすめボルダリングシューズをレベル別で紹介
- ボルダリング