ボルダリング サイファーとは?やり方とコツを解説!

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ボルダリングのムーブの1つ、「サイファー」上級者向けのムーブであまり多用するムーブではありません。しかし、サイファーでしか届かないよう課題もあるので、ボルダリングには欠かせない動きです。

使うタイミングは多くはありませんが、覚えておきたいムーブなので今回はサイファーについて徹底解説します!

サイファーの使うタイミング、やり方&コツを紹介するので参考にしてください。

サイファーとはどんなムーブ?

サイファーとは両手片足がついた状態で、手が届かない離れたホールドに飛び移るムーブです。ボルダリングムーブにはスタティックムーブ(静的動作)とダイナミックムーブ(動的動作)がありますが、サイファーはダイナミックムーブに分類され、難易度の高いものになっています。

ダイナミックムーブは文字通り派手な動きで注目を集める動作なので、ムーブの中でも特にカッコよく目に移ります。しかし難易度が高く、初級~中級の課題では使いません。上級者が挑戦するような課題で必要とされるムーブです。

サイファーはホールドに乗せてない足を振り子のようにスイングし、その勢いを使って飛び移るムーブです。両手両足がホールドについている状態から始める「ランジ」の片足バージョンとも呼べるムーブで、主に横方向に飛び移るのを得意とするムーブです。

ランジとサイファーは手が届かないホールドに飛び移るという共通点があるダイナミックムーブですが、使い分けとして、ランジは上に向かって飛び移る時に使い、サイファーは横や斜め上に飛び移る時に使います。

具体的には、足場が一か所しかなく、片足が宙に浮いた状態で次に足をのせるホールドが離れている時や、両手はしっかりホールドを握っているけど、足場が低すぎて両足が伸びきり、足の屈伸力が使えない時に振り子の原理を使って推進力を得る場合に使います。

サイファーは腕や足の筋力とは別に、足を振り子のようにスイングして推進力をプラスするので、非力な女性でも遠く離れたホールドに飛び移ることができます。振り子の力を合わせて飛ぶので、筋力はあまり必要としません。

足の振り方、手を離すタイミング、ホールドを上手く掴むコツなどが求められるので、いつもとは違った楽しさ、難しさがあるムーブです。足の振り方を覚えれば横方向だけでなく、縦にも力を向けれるようになるので、ランジが使えないけど上に飛び移りたい時にも使えるようになります。

サイファーのやり方
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