ボルダリングは足が重要?!足の置き方や足の指の使い方を解説!

目次

ボルダリングで難しい課題をどんどんこなしていける人と、すぐに力が尽きてバランスを崩したり途中で諦めてしまう人の違いは足の使い方にあります。

ボルダリング上達においていかに足の使い方が重要か、自分で意識して登ってみた時に必ず実感するはずです。そこで、足の重要性とボルダリングがうまくなる足の使い方をまとめてご紹介いたします。

基本の足の置き方

ボルダリングではほとんど足の先しかホールドに乗せません。初心者ではじめによくやりがちなのが、足の裏全体をホールドにベタっとくっつけてしまうことです。

確かに足全体をホールドに乗せたら体が安定して落ちることもなさそうですが、実はこのやり方こそが体力消耗に繋がります。

ボルダリング特有のムーブという動きをして難しい壁を登っていく際、足裏がホールドにしっかりとスムーズに態勢を変えられなくなります。そうすると、一度手に力を加えて足の位置を変えなくてはいけなくなりますよね。

この動きによって無駄な力、しかも脚より弱い腕の力を使われてしまうので体力が持続されにくくなるのです。

基本的なことですが、無駄な動きをすることなくスムーズにムーブをする為にも足の置き方をしっかりと把握しておくことが大切です。

では、ボルダリングではどんな足の置き方がいいのでしょうか。

1.インサイドエッジ

インサイドエッジは足の親指側でホールドに乗る足の置き方では一番基本的でよく使われる置き方です。

ホールドに乗る時は、親指の付け根から腹辺りにグッと力を聞かせればエッジがかかり体も安定します。

2.アウトサイドエッジ

足の小指側でホールドに乗る乗り方です。インサイドエッジになれたら少々やりづらく感じるかもしれませんが、この乗り方もムーブをするのにとても活躍する乗り方なので練習しておきましょう。

3.フロントエッジ

インサイドエッジとアウトサイドエッジは足の側面を壁につけるようにホールドに掛けますが、フロントエッジはかかとは完全に外側に向けつま先だけをホールドに掛ける乗り方です。

小さいホールドには使えないのが欠点ですが、フロントエッジの状態からかかとを上げれば遠くにあるホールドを掴めるので便利な足の置き方です。

4.ヒールフック

ヒールフックは文字どおりヒール(かかと)部分をホールドに掛けるやり方です。

小さいホールドではあまり使えませんが、このやり方を習得すればホールドが少ない壁でもうまく登っていけるはずです。

5.トウフック

トウフックは、ヒールフックとは逆に足のつま先側をホールドの下に掛ける置き方です。

なかなかイメージが付きにくいやり方ですが、実践してみるとどの筋肉を使うべきなのかがハッキリとしてくるはずです。

きちんと習得すれば体も抜群に安定します。

足の使い方の重要性
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