BMXのグリップを変えるだけで乗り味が変わる!? 種類とおすすめを紹介!

グリップの特徴

BMXのパーツの中で種類が多いのがこのグリップで、沼にもはまりやすいパーツの一つですが、他のパーツによりも価格が安いのでいろんなグリップを試しやすいかなと思います。

グリップを選ぶ際にポイントとなる特徴を紹介したいと思います。

トレッドパターン

まずは見た目からわかる形で、主にグリップ表面に施されているトレッドパターンという溝の違いになります。このトレッドパターンの違いによって、柔らかさやグリップの強さ、手やグローブとの相性が変わってきます。

トレッドパターンの違いは、どのような模様で溝が彫られているかということと、その溝の深さの違いになります。

模様は主に絵のようなデザインのものや、縦溝または横溝といったもの、板チョコのようなブロック模様などたくさんの種類があり、このトレッドパターンによってフィーリングが変わってきます。

また、汗をかいた際にもトレッドパターンの種類によっても滑りにくさが変わってきます

ゴムの柔らかさ

トレッドパターンでも柔らかさが変わってくると述べましたが、この場合はゴム自体の柔らかさです。この柔らかさで違ってくるのは主に2つで、力の入り具合と消耗の早さです。

ゴムの材質が柔らかいグリップは力が入りにくですが、グリップが良くて滑りにくく、振動から伝わってくる手の衝撃を和らげてくれるのが特徴になります。しかし、柔らかいので薄いとグリップ自体が回りやすくなってしまいます。

硬いグリップは、簡単にいうと柔らかいグリップと逆になり、力が入りやすくずれにくいですが、衝撃はダイレクトに伝わってきます。

グリップの長さ

BMX用のグリップの長さはまちまちで、種類によって違ってきます。長い分にはグリップをカットして取り付ければいいのですが、短い場合は持つところが少なくなってしまうので注意が必要になります。ギリギリの長さで購入しないで、少し長めのを購入し、カットして使った方が安心かもしれません。

グリップの厚さ

グリップは種類によって厚さが違ってきます。この厚さの違いによって握り心地が変わってきますが、例えば女性や子供などは成人男性とは手の大きさや形、厚みが違ってくるので、番人受けするグリップの厚さというのはありません。グリップの厚さはマシンコントロールにも影響でてくる部分なので、いろいろ試してフィーリングが合うグリップを使いましょう。

フランジ

BMXのグリップにはフランジという内側(ブレーキ側)にある耳の部分がある物とない物があります。フランジのないタイプはフランジレスと呼ばれたりします。これは、ハンドル内側を握ったりする際に、ブレーキレバーの付け根の部分に指が当たっても直接擦れることを防ぐものです。BMX競技のフラットランドでは、フランジがトリックの邪魔になってしまうのでフランジレスのグリップを使うことがほとんどです。このように競技によっても適しているグリップが変わってきます。

カラー

グリップのカラーに関してはお好みのものやマシンに合わせてチョイスすればいいかと思います。厳密に言えば同じグリップでもカラーが違うとゴムの質感が変わるので、柔らかさやグリップ力というのは変わってくると思いますが、ライディング中にそこまで分かる人の方が少ないので気にしなくてもいいと思います。

グリップ選びのポイントは人それぞれ
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