どういう基準でボルダリングジムを決めたらいい?都内近郊のおススメボルダリングジム紹介!

決めてとなるポイント

もちろん例外のジムもいくつかございますが、このポイントをしっかり見ておけば、いいジムに巡り合いやすいです。

立地

立地はどうしても重要ですよね。都内のボルダリングジムの話ですが、まず最寄り駅から徒歩2,3のジムよりも徒歩10分以上のところの方が例外も中にはありますが、いいジムがある傾向です。

理由は、駅近だと家賃が高いせいであまり大きいジムが建てづらいのと壁の高さが比較的低い傾向にあります。なので駅から遠いジムの方が施設が大きくできるため、充実したトレーニング壁や機器を置くことができます。

なので最寄り駅からどれだけ近いかは、気にしてみておくとよいです。

壁の形状と高さ

各ボルダリングジムのホームページかSNSアカウントで写真などが載っているため、そこから確認しましょう。

まずは形状ですが、できるだけ多くの傾斜があるジムを探しましょう。スラブ(90度以下)からルーフ(160度前後)の壁がある所の方がムーブのバリエーションも増えますのでいいトレーニングになります。特にルーフがあるジムはかなり少ないので、近くにあればかなりラッキーですね。また岩場に行く人必見で、マントルがあるジムに行くのもトレーニングになります。

壁の高さは、スラブなら3メートル、普通の傾斜なら4メートル以上あった方がいいジムの傾向が高いです。というのもセッター(ボルダリングのコースを作る人)がコースを作る時に、これぐらいの高さがあればコースにメリハリをつけやすいですし、丁度良い手数が出せます。

これが低い壁だと3手だけでゴールしてしまうということもあります。なのでコースの質に関わってきます。

オーナーがクライマーかどうか

ボルダリングジムのウェブサイトにオーナーやスタッフ紹介ページがあることが多いので、ここからチェックしましょう。あと最近では、インスタグラムに力を入れているジムも増えてきたのでそちらでも確認できます。

ボルダリングジムの多くの場合、経営者がクライマーか経営者がビジネスの為に建てて店長をクライマーにするこの二つです。そして経営者がクライマーでないと、お客さんにもっと強くなってほしいという使命よりもお金を優先する場合が多いです。そうするといいホールドを買わなかったり、コースづくりをプロのルートセッターに外注しないということが起きます。そうするとコースの質に関わってきます。

さらにいうとオーナーがプロのルートセッターの方が好ましいです。理由はもちろんお客様ベースで考えているジムが多いのと、プロのルートセッターを外注し作ってもらった後、オーナー本人がグレードの調整を行えるからです。調整ができないオーナーだとグレード感にかなりの開きが出てしまう事もあり、モチベーションが下がってしまうお客様も少なくありません。なのでここはかなり重要なポイントと言えるでしょう。

ジム内の雰囲気

各ボルダリングジムによって、ジムの雰囲気というのはかなり変わります。例えば、渋谷にあるジムだと若い層のクライマーが多くにぎやかな雰囲気ですし、住宅地の近くだと主婦の方やお子さんが多くアットホームな雰囲気になります。なので行く前に、そこのジムが大学の近くなのか飲み屋の近くなのかというのを確認するも一つの手ですね。

ファイル課題があるかどうか

ファイル課題とは、お客様やジムスタッフが壁に付いているホールドを使ってコースを作り、それを保存しておくファイルのことです。

ボルダリングジムには、多くて100ほどしかコースが設定されていませんし最近では、本数を少なくして大きいホールドやよりダイナミックなムーブができるようにしています。

このファイル課題があることによって、その数はかなり増えますので当然ムーブのバリエーションも増えます。また常連さんは既存の課題を登りつくしている事が多くて、よくこのファイル課題をやっています。そこに混ざればすぐにジムの常連さんと打ち解けることができるので、そこもメリットの一つです。

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