スノーボード 板の種類と選び方をご紹介
スノーボードを構成する要素
スノーボードの性能を決める要素は形だけではありません。板の長さや硬さも板選びに置いて重要な点です、板の硬さは大きく分けて「板のしなりやすさ(フレックス)」と「ねじれやすさ(トーション)」の2種類があり、たいていは「硬さ」と言ったら「しなりやすさ」を指すことが多いです。
スノーボードの板はこのトーションとフレックスがあるからこそターンやジャンプすることができます。板の長さは扱いやすさに直結し乗り手の身長や力にに応じて決めます。スノーボードを構成する要素の硬さと長さについてご説明します。
硬いボード
硬いボードはしならないので滑りにくいという訳ではなく、正しくは「しならせるのに、より力が必要」となります。 フレックスの硬い板はしならせる時に、パワーとタイミングが必要ですが、その分反発が強いのでよりキレのあるターンができ、より高いジャンプが可能です。ただし、低速域や、グラトリ、レール等の細かい動きをするときは、多少扱いくい場面もあります。
硬いボードはフリーランディングでスピードを出しながらキレのあるカービングターンをする場合や、脚力の強い男性が好んで使います。しっかりと板を踏める滑りができれば、高速滑走の時に板のバタつきが少ないの美しいカービングターンができ、キッカーなどを使用してビックトリックを行うときも強い反発を上手く使えれば高さのあるトリックが可能となります。
柔らかいボード
柔らかいボードは繊細なコントロールがしやすく、脚力もあまり必要としません。しかしフリーライディングで高速滑走をする時や、キレのあるカービングターンには適していません。衝撃がそのまま足に伝わるので、かなり不安定になってしまいます。
不可能と言う訳ではありませんが、デコボコとした地形をスピードを出して滑るには反発を制御する高いスキルが求められます。柔らかいボードはグラトリやパークをするトリックを好んでおこなう人や、脚力の少ない女性、ボードコントロールを練習中の初心者におススメです。
ボード長さと短さの関係
板選びの中で最も重要とされており、同じモデルのボードでも複数の長さが売られています。一般的には自分の「アゴから鼻の間」の長さのボードが適切な長さと言われていますが、自分がどのような滑りをしたいかによって変わってきます。
長ければ長いほどボード重量が増すのでスピードを出した時に安定し、有効エッジの幅が増えるので大きなターンを描く事が出来ます。高速滑走時でもボードがばたつかず、安定した滑りが出来ます。逆に短いボードは取り回しが楽で、ボードコントロールがしやすくなります。
パークでジブを使ったトリックやグラトリでスピン系のトリックがやりやすくなります。その代わりに高速滑走をした時には安定感が無くなってしまいます。簡単にまとめると長い板は高速スピードに有利ですが細かいトリックを出しづらい。逆に短い板は色んな動きが楽にできるが、スピードが出ると不安定になりがちという事です。
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