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スケートボードHOW TOフラット編 「2輪で前進するマニュアル」

スケートボードHOW TOフラット編 「2輪で前進するマニュアル」

カチっとハマるポイントを見つけ出す

ではノーズマニュアルもスムーズにメイクするための細かなポイントを伝授していきましょう。

“スタンスをしっかりと広めにとり、両手を前後に開いてバランスをとる”。この2つのポイントを守りつつ、地道に練習して特有の前傾姿勢を保つことに慣れていけば習得できるトリックではありますが、マニュアルマスターの大多数の人は、とあることを口を揃えて発しています。

それは「ウィールがハマる場所がある」ということ。

ノーズマニュアルはノーズ側のウィールだけで行う不安定なトリックですが、そのカチっとハマるポイントさえ見つけ出すことができれば、進む距離が一気に伸びたと皆が話しているのです。

前傾姿勢を保ちながらテールを上げるのは、最初のうちは難しく感じてしまいますが、逆に言えばそのハマるポイントさえ見つけて感覚に慣れていけば、やるのがクセになってしまうほどのオリジナリティーを持っているのがノーズマニュアルなのです。

テールマニュアル同様、フラットトリックと組み合わせて使えばその可能性は無限大です。最終的には高度な回し技との複合トリックを楽しみたいですね。

以上でマニュアルのレクチャーは終了となりますが、いかがだったでしょうか。

いきなりスケートボードらしいトリックになって、とてもやりがいを感じたという人も多いかもしれません。

しかもマニュアルは発展性も高く、プロスケーターの中にもフリップに代表される回しトリックを組み入れたり、グラインドやスライドといった縁石でのトリックを組み合わせて、オリジナリティーを追求している人は多いです。

いつかそんなトリックをメイクするためにも、ここでレクチャーしたポイントはしっかりマスターしてくださいね。

次回はトップスピードの状態からウィールを擦らせて減速させるパワースライドをレクチャーしていきます。

ライダー:青木勇貴斗(instagram / @yukito_aoki)

撮影協力:f2O park( https://f2o-park.com

この記事のライター/カメラマン

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