3大クラシック課題と呼ばれるボルダーを登ろう! コツと攻略方を紹介
3大クラシック課題の特徴
忍者返し
まず忍者返しの岩質は、チャートという 滑りやすい性質 を持った岩です。高さはトップで約4.5メートルほどで、けっこう高めです。ちなみに、一般的なボルダリングジムの高さが約3~4メートルなので、いつも登っている壁より少し高いぐらいの感覚です。
また、他の2つと比べて下地が平らではなく、一つ尖った岩が地面から隆起しているのが特徴なので、 リスクマネージメントがかなり必要な課題 になります。
デッドエンド
岩質は、忍者返しと似ている赤チャートで、 忍者返しより滑りやすい印象 です。高さは、約3.5メートルと他の2つよりは低めで、ボルダリングジムの壁と同じぐらいなので、高さへの恐怖感はあまり感じません。下地もかなりフラットで、そこまで危険度が高いルートではありません。
エイハブ船長
エイハブ船長は、他の2つと違い花崗岩という岩で、ザラザラとした表面で フリクションがかなりあるのが特徴 です。またエイハブ船長ではシビアなスタンスはで出てきませんが、花崗岩のスラブや垂壁などでは、数ミリの結晶に乗らなければならないこともあります。
チャートよりもかなりグリップはいいのですが、その分 指の皮の消費が激しい です。私も初めて花崗岩に触ったときに、登り始めてからすぐに指の皮が剥けてしまい、花崗岩の洗礼を受けたのをよく覚えています。
岩自体の高さもトップで5メートル近くあり、3大クラシック課題の中で最も高さに対して恐怖を感じるはずです。幸い下地は比較的フラットなので、マットは敷きやすいです。
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