BMXフラットランドのハンドルの種類とは?幅や角度の違いなど解説!
ハンドルといったら、BMXの顔にと言ってもいいほど、そのBMXのかっこよさにも影響を与えるとパーツだと思います。しかし、ハンドルと言っても種類はたくさんあって、どれを選んだらいいのか迷ってしまうことも。初心者の人だけではなく、ある程度のスキルがあるライダーでもハンドル選びは難しいパーツになります。
特にBMXフラットランドはいろんなトリックをすので、トリックによって使いやすいハンドルも違ってきまし、複雑なトリックになると、ハンドルが形によっては邪魔になってしまったりと、よりハンドル選びが難しいと思います。
そこで、BMXフラットランドで使われることが多いハンドルや、選ぶ際に見ていた方がいいポイントをご紹介したいと思います。
ハンドルの種類はパイプの数で決まる
まずは、BMXフラットランドで使われるハンドルの種類になります。
BMXのハンドルって実は、そのハンドルを構成するパイプの数で種類が分かれています。
- 2ピースバー
- 4ピースバー
- 6ピースバー
- 8ピースバー
上記のように主にフラットランドで使われるハンドルは、4種類の形になり、2ピースバーはパイプが2本で最も少なく、8ピースバーはパイプの数が8本と最も多くなっています。
また、現在のフラットランドで使われることが多いのは2ピースバーと4ピースバーになります。
パイプの数が違うと何が違うの?
パイプの数の違いで種類分けされているのは分かったけど、見た目の違い以外に何が違うの?と思われるかもしれませんが、パイプの数が違うだけで、ハンドルの性能は大きく変わってきます。
主な違いは
- 形が違う
- 重さが違う
- 乗り味が違う
となります。
一つ一つ、詳しく説明していきたいと思います。
形が違う
そのまんまなんですが、パイプの本数が多くなると、形が違い、見た目が変わってきます。
それだけ?と思われるかもしれませんが…
BMXフラットランドでは、それだけではありません。
まず、2ピースバーはパイプが2本で作られていて、1本のパイプを曲げて形を作りクロスバーを溶接したハンドルになります。
逆に最もパイプの数が多い8ピースバーは、8本のパイプを全て溶接したハンドルになります。
形の違いとは見た目以外にも、ハンドルのクリアランスが変わってきて、2ピースバーから8ピースバーとパイプの数が増えるとコンパクトなハンドルになり、BMXフラットランドでのさまざまなトリックをするのに邪魔になりにくくなります。
重さが違う
基本的にはパイプの本数が溶接箇所が増えるので重くなります。
しかし、使われるパイプの素材や種類によっては、それ程重くならないこともあります。
BMXフラットランドに使われる自転車は、けして軽量な自転車がいいわけではないので、重さに関してはあまり重要度が高くないですが、自分自身が扱いやすい重さにするといいですが、フロント部分は軽い方がいいなどとなると2ピースバーなどの軽く作れる形状のハンドルを選ぶといいと思います。
乗り味が違う
ハンドルのパイプの数が違ってくると、ハンドルの硬さが変わり、乗り味が違ってきます。
パイプの数が増えると、ハンドルの硬さが硬くなり、あまり振動を吸収しなくダイレクトな乗り味になります。また硬いので手首や体に伝わる振動も強いので、どちらかというと体に優しくはないハンドルになります。
逆に2ピースバーのようにパイプの本数が少ないハンドルは、ハンドル自体がしなって、ある程度の振動を吸収してくれので、体に優しいハンドルになります。
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