ボルダリング ブラシの使い方やおすすめのブラシをご紹介!
ボルダリングは他のスポーツと比べて比較的必用ンな道具が少なくてすみます。しかし、どんどん腕を磨いていくうちに自分専用のシューズやチョークを揃えたくなってくるはずです。
ここで忘れられがちなのが、ホールドのチョーク汚れをお落とすブラシです。ブラシはほとんどのジムで貸出していますが、次期に外壁にも挑戦したい!と思った時にブラシを購入しなくてはいけなくなります。どうせなら、チョークを購入する際にブラシも一緒に揃えておくとよいでしょう。
ブラシは単なる汚れ落としと侮ることなかれ!ブラシを使うことで登ることが一気に快適になるのです。
ブラシの役割
ボルダイングジムやたくさんのクライマーが登る岩壁は使われればそれだけチョークで汚れてしまいます。
特に、外壁ではチョークの白い痕によって景観が悪くなると環境問題に発展しかねません。自然と向き合うスポーツならその自然を守り共存していくのは当たり前のことですよね。
チョークで白くなったところはブラシで汚れを落とすのがスポーツマンとしてのモラルでありマナーでもあります。
しかし、ブラシを使うのは見た目が悪くなるから?と問われれば理由はそれだけにとどまりません。
ホールドにはフリクションを効かせるための凸凹があります。チョークがこびりついたホールドは、摩擦をつくっている凹が塞がっていてツルツルで滑りやすくなっています。さらに、何人ものクライマーが何度もホールドを渡っていく過程で、クライミングシューズのソールがこの凸凹を平らにしていまいます。
摩擦が効かなくなってしまったホールドは登りにくく自分のスキルアップの妨げになります。
自分が登った後にブラシできちんと掃除してあげるのがマナーですが、もちろん自分が課題に挑戦する前に掃除してあげれば他人だけではなく自分自身へのメリットに繋がります。
今まで持ちづらいと感じていたホールドが、全く別のものに生まれ変わるはずです。
ブラッシングする理由
ブラシでホールドをブラッシングする理由をまとめると…
- 自然の景観を守るため
- ホールドの摩擦を蘇らせ登りやすくするため
このようになります。
いずれの2つも、ボルダリングをするうえでのマナーとして捉えておきましょう。
よくある疑問
チョークの存在を知り始めた初心者によくある疑問が、「チョークを落とすと摩擦がなくなるのでは?」です。
これはチョークの存在定義の勘違いによって生まれる疑問です。「チョーク=摩擦を生むもの」このような定義になっているのではないでしょうか。
しかし、チョーク自体に摩擦を生みだす力はありません。チョークは炭酸マグネシウムが原料の粉で、この粉が手汗を吸収して滑ることを防いでいるのです。よって、チョークを付ければ付ける程摩擦性が増すとは限らず、むしろ付けすぎると逆に滑りやすくなってしまいます。
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