ボルダリング ルールとは?スタートの足や両手の位置など基本ルールをご紹介!
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基本のルールを覚えよう!
ボルダリングジムで行う時、ボルダリングを楽しむためのルールとマナーがあります。複数の人が集まるジムだからこそ、安全にそして楽しく過ごせるように、しっかりと理解をしてから始めます。
① グレードを確認する
壁にはホールドが付いていますが、ホールドはどれを使ってもいいというわけではありません。ジムでは、色ごとに分けた難易度を表すグレード表なるものがあります。グレード表で自分の登るグレードの色を確認し、グレードの色と同じシールが貼られたホールドで登ります。そして同じ色かつ、同じ数字や記号の書かれたシールのホールドを使います。
② スタートとゴールを見つけておく
ホールドの横に、Sやスタートと書かれたテープがあります。このホールドがスタート地点でありスタート時には両手で持つホールドになります。そして、そこから上を見るとGやゴールと書かれたテープを貼ったホールドがあります。このホールドがゴール地点で、両手で掴んで完登になります。このスタートからゴールまでのコースを「課題」と言います。
③ スタートとゴールの方法
スタートとゴールの際の手は、同じホールドを両手で掴むとお伝えしました。この手の動きは変わらないのですが、足はグレードによっても変わってきます。足自由と足限定の2種類があり、足自由は足を置くホールドが自由ということです。足限定は、手で持つホールドと同じ色で同じ数字や記号の表記のあるものに限られるということになります。
④ オブザベーションをしっかりと行う
オブザベーションとは観察のことです。スタート地点とゴール地点を確認したら、作戦を立てることが重要になります。実際に登っている人を観察したり、自分でどんな動きで登っていけばいいのかイメージします。コースを確認せずにいきなり始めてしまうと、次の動きが分からなくなり動けず立ち止まってしまうこともあり、疲れも溜まってしまいます。
⑤ 反則行為もあります
ホールドではなく壁を触ることは反則ではありません。課題が難しくなると壁を触ってバランスを取ったり、壁を使ったムーブが必要になる場面が出てきます。しかし、壁の端を掴むことは「カンテ」と言われ反則行為に当たります。壁の端はホールドの1つであり、指定されていないホールドの使用としてみなされてしまいます。
ジムではあまり起こり得ないかもしれませんが、こういったことに注意しながら登るのも楽しみが増えますね。