BMXのボトムブラケット(BB)の種類! クランク交換する前にチェック!!
ボトムブラケットの種類
BMXで使われるボトムブラケットの種類は4種類で、競技によっても変わってきたりしますが、現在ではレースではユーロBB、それ以外はスパニッシュBBやミッドBBが主流になっています。アメリカンBBは一部の完成車で使われていることがあるかもしれませんが、現在では使われることがほとんどない規格になります。
アメリカンBB
先ほども少し言及しましたが、現在BMXではあまり使われることがなくなった規格です。ただ、古いBMXなどはこの規格になっているので紹介したいと思います。
アメリカンBBは、アルミのカップにベアリングが圧入されているボトムブラケットです。ベアリングが入っているカップの外径が51㎜で、ベアリングの外径が41㎜。ボトムブラケットの中では一番大きなサイズになります。
BMXのクランクは3ピースクランクや2ピースクランクといった2つや3つのパーツを組み合わるタイプのクランクが現在では主流ですが、昔は1ピースクランクという簡単にいうと一本の棒を曲げて作ったクランクが主流でした。
分解ができないので、ボトムブラケットのベアリング内径が大きくないと取り付けができないため、アメリカンBBが使用されてました。
ユーロBB
現在ではレースに使われることが多いタイプのボトムブラケットの規格ですが、少し前まではフラットランドでも使われていたので、まだ使っている人も多い規格かもしれません。ユーロBBはフレーム 側にねじ切りがしてあり、ベアリングが圧入されているカップをねじ込んで取り付けるボトムブラケットです。BMX以外のスポーツ自転車にも同じような取り付け方法のボトムブラケットが多いので、一般的にはこちらの方が馴染みがあるかと思います。
ベアリングの外径が30㎜で、他のボトムブラケットより取り付けが簡単。回転がいいのも特徴ですが、BMX競技では特にパークやストリートでは強度不足で壊れてしまうことが多いので、現在では使われることが少ない規格になります。
スパニッシュBB
スパニッシュBBは、現在BMXでよく使われているボトムブラケットの外径37㎜径ベアリングを直接フレームに圧入し、両ベアリングの間にチューブを挟む構造になっています。そのため軽量で、ベアリングを圧入してあることもあって丈夫な構造のボトムブラケットになります。
ミッドBB
新しいボトムブラケットの規格で、スパニッシュBBと同様にベアリングを直接フレーム に圧入する装着方法のミッドBBは、ベアリング外径が41㎜とユーロBBより大きく、より丈夫なボトムブラケットになっています。
パークやストリートで使われることが多い規格ですが、現在ではフラットランドでもよく使われるボトムブラケットの規格になります。
チャイナBB
チャイナBBは、一部メーカーで使われているボトムブラケットの規格で、ユーロBBのベアリングのみをフレーム に取り付ける規格になります。
あなたにオススメの記事はこちら
-
2021年UCI アーバンサイクリング世界選手権(フランス・モンペリエ) BMX フラットランド 佐々木元が準優勝!
- BMX
-
キッズ用BMX! 2021モデルが早くも各メーカーにラインナップ!
- BMX
-
PR X-PLAYグッズレポート - Air Stylish Pants(エアスタイリッシュパンツ)
- BMX
- スケートボード
- パルクール
- サーフィン
- スノーボード
-
BMXを中古で買う際の注意点やポイントをご紹介!!
- BMX
-
BMXのチェーンって何を選べばいい? 違いと選び方を紹介!
- BMX