スタンス幅でライディングが変わる! スノーボードのベストなスタンス幅を見つけるポイント

ライディングを左右するスタンス幅、自分のセッティングがいまだにこれで良いのかと悩む人も多いのではないでしょうか。今回は、スタンス幅の基本とアングルについて詳しく解説します。

スタンス幅とは?

スタンス幅とは、ビンディングのセンターディスク間の距離のこと。板の取り付けの際に重要なポイントのひとつで、ここを自分の滑りに最適化することで滑りやすさが格段に変わってきます。スタンス幅の基本は、自分の肩幅くらい。試しに少し膝を開いて肩幅に足を開いてみてください。そこで屈伸運動や旋回をしてもある程度の踏み込みや動かしやすさがわかると思います。それが基本のスタンスです。ただライディングスタイルによっては、スタンス幅を広くとったほうが滑りやすかったり、狭くした方が滑りやすかったりするケースもあります。ここでは、スタンス幅を広く取る場合、狭く取る場合のそれぞれのメリット・デメリットについて解説します。

スタンス幅が広い場合

スタンスが広い場合のメリットは、踏み込みやすくなること。グラトリやパークなどしっかり板をプレスしてオーリーしたり、回転したりしたい場合は広めに取るのがおすすめ。ある程度のルーズさやスケートライクなスタイルを求めるスノーボーダーは広めに取るようにしましょう。ただデメリットとしては、膝や腰に負担がかかりやすいこと。グラトリなどスイッチで滑るケースを想定してアングルを開きすぎ、スタンスを広めに取りすぎるとケガの原因になることも。無理のない範囲で自分の踏みやすいセッティングに調整しましょう。

ライディングスタイル: パーク、グラトリ

スタンス幅が狭い場合

スタンス幅が狭い場合のメリットは、ターンやエッジングがしやすくなること。膝の屈伸運動がクイックになるので、シビアなエッジングにも対応しやすいです。レースやハイスピードなフリーランを求めるユーザーにはおすすめのセッティングです。デメリットは、バランスを取るのが難しくなること。

ライディングスタイル: カービング、レース

アングルについて

アングルとは、ビンディングの角度のこと。前足と後ろ足のそれぞれの角度があり、角度を変えることで体の開き具合やターンに違いをもたらしてくれます。基本的には前足が6〜27度、後ろ足が6〜-15度くらいの調整が一般的。

ダックスタンスとは?

ダックスタンスとは、両足が外側に開いたアングルのこと。グラトリやパークライディングなどをメインに滑るスノーボーダーでスイッチライディングなどをする場合は、ダックスタンスにしておくことが多いです。

パウダーのセッティング

パウダーでは、いつもつけるビスの位置より一つずつ後ろにセッティングするのがおすすめ。自然と後ろ加重になるのでパウダーを乗りこなしやすくなります。

ベストなスタンスを見つける裏技
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