ボルダリングのコツ10選! 初心者から中級者になろう
腕はできるだけ伸ばしたまま
初めてボルダリングをした方の多くが、腕を曲げ続けて登っています。その理由は、壁から体が離れると恐怖心が増すからです。ただ、腕を曲げたままだと腕周辺の筋肉が常に緊張している状態になり、高さの恐怖心もあるため余計に消耗してしまいます。
これを防ぐために、腕をできるだけ脱力して、 腰を落とした体勢 を作ってみてください。初めは恐怖心があると思うので、スタートホールド周辺で脱力の練習をしてみましょう。登るときは脱力した体を引きつけて次のホールドを取り、また脱力というように、登りながら脱力と緊張を繰り返すと上手く登れるようになります。
遠いホールドを取りにいくときに、腕の引きつけだけでは力が足りず届かないことも良くある話。そのようなときに活躍する技術が体を振って取りに行くムーブです。体を振ることにより、腕の限界距離まで伸ばすことができ、遠いホールドも掴めます。
手で引き寄せと脱力を繰り返し、振りを作るのが一番簡単な方法です。慣れてきたら腕は一切曲げずに腰と足の連動だけで振りを作る練習をしましょう。初めは難しいので、真横か真上に大きく動くムーブを覚えてから、斜めに距離を出せるように練習することをおすすめしています。
手にばかり意識が行きがちですが、先に足を動かさないと次のホールドに届かなかったり、扉のように体が開いて落ちてしまったりします。特にトラバース課題といって横移動するルートで顕著に現れます。これを解消するために、 常に自分の重心がどこにあるのかを意識しましょう 。重心よりかなり遠くに離れた位置に次取るホールドがある場合(仮に右側とする)、先に右側に足を運んでホールドを掴みに行きましょう。
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