BMXフラットランドの特徴とは? トリック(技)やおすすめのブランドなど解説

BMXフラットランドの特徴

BMXの競技の中でも一番特殊な競技がフラットランドで、よく例えられるのは自転車を使ったダンスやフィギアスケートです。

レースのようにスピードを争って、どれだけ早いタイムでコースを走るのかという競技ではなく、オリジナルティ、難易度、メイク率や芸術点などといったものをポイントにして争う競技になります。

大会でのポイントの付け方は、確立されたものがあまりなく、その大会によって違ってくるので、知らない人が見ていると何を基準に採点されているのかわかりづらい部分も多いかと思いますが、もともとはストリートスポーツなので、スタイルやかっこよさ、その場の盛り上がり方というのも重要なポイントになってきます。

フラットランドを見るときのポイント

フラットランドを知らない人からすると、どこが見どころなの分かりづらいと思うので、大会などで見る際にポイントとなる見どころを紹介したいと思います。

ポイントとなるのは、 「ルーティン」「メイク率」「トリック難易度」 の3つになります。

ルーティン

ルーティンと聞くと何かする前の決まりごとという感じがするかもしれませんが、フラットランドではさまざまのトリックを繋げていき、一つの流れにしたもので、フィギアスケートやダンスでいうところの振り付けといった感じになります。

このルーティンを見せて競うのがフラットランドの見どころの一つで、同じトリックでも使い方次第でまったく違ったトリックに見えたり、ルーティンの構成でそのライダーの個性やスタイルが違ってきたりします。

メイク率

フラットランドでは、ルーティンの最中に足や手など体の一部が地面に触れてしまうと減点、もしくは採点対象外になります。

メイクとは、地面に触れずにルーティンを終わらせた場合のことを指し、メイク率は競技時間内にどれだけメイクしたかという割合や、ルーティンやトリックが普段どれだけメイクできるかという割合になります。

難しいトリックや繋げるトリックが多く、ルーティンが長くなると、このメイク率が低くなるのが一般的で、メイク率が低いように見えるルーティンを決めるのか? 決められないのか? というハラハラドキドキ感も見どころの一つになります。

トリックの難易度

フラットランドにはさまざまなトリックがあるので、必然的にトリックによって難易度が違ってきます。しかし、どのトリックの難易度が高いかというところはライダーによって見解はさまざまなので、一概にどのトリックが難しいとは判断しにくい部分もありますが、難易度の高いトリックはやはり会場が盛り上がるポイントでもありますし、フラットランドにはオリジナルトリックといって初めて成功したトリックを持っているライダーも多くいます。

初めてフラットランドを見る人がトリックの難易度を判断することは難しいかもしれませんが、フラットランドのコンテストにはMCがいるので、MCの声を聞いてみるとわかりやすいかもしれません。

トリック(技)の前に覚えておきたいこと
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