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パドル力アップのために鍛えるべき筋肉とは?
パドリングで使う筋肉は、「上腕三頭筋」「三角筋」「脊柱起立筋」の3つの筋肉です。
上腕三頭筋
《どんな筋肉?》
二の腕にある筋肉で、主に3種類の筋で構成されています。腕を下ろしたときに内側にある筋肉が長頭、外側にある筋肉が短頭と呼ばれます。さらに短頭は2つに分けられ、二の腕にある出っ張った筋肉を外側頭、肘付近にある筋肉を内側頭と言います。上腕にある筋肉の中でも体積が大きい筋肉になります。
《役割》
肘関節の伸展として「肘から先を曲げる動き」、肩関節の伸展として「腕を体よりも後ろに下げる動き」、肩関節の内転として「腕を体の中心に近付ける動き」があります。
《サーフィンでの役割》
サーフボードのノーズからテール付近まで手で水をかく時に使われます。手を前に出し背中に向かって動かすときの筋肉で、パドリングで最も負荷のかかる部分で重要な筋肉になります。
三角筋
《どんな筋肉?》
三角筋とは、肩を覆っている少し盛り上がった筋肉ことで、前部・中部・後部の3つに分けられます。三角筋が発達していると肩幅が広くなります。また、三角筋を鍛えることで血液の循環を正常に促すことができ肩こりの改善に繋がるとも言われており、肩こりの予防にもなるとされています。
《役割》
腕を前後左右、上下とあらゆる方向に動かす働きを持つ可動域の広い筋肉です。肩関節を守る働きがありますがトレーニングで肩関節を痛めることもあり、適度なトレーニングとトレーニング前のストレッチが大切です。
《サーフィンでの役割》
サーフボードのノーズからテールに向かって手で水をかいた後に、その腕をサーフボードのテールからノーズへと前に戻す際に使われる筋肉です。場所としては、上腕三頭筋の上の部分になります。
脊柱起立筋
《どんな筋肉?》
背骨に沿って成り立つ筋肉で、鍛えることで背中の真ん中に縦のラインが浮かび上がるようになります。脊柱から近い筋肉から「棘筋」「最長筋」「腸肋筋」の3つで構成され、筋肉としては異なりますが、同じ働きをすることから、一つの筋肉として「脊柱起立筋」という総称がついています。
《役割》
上半身を起こした状態を維持し、上半身を伸ばし後ろに反らす働きを持っています。脊柱起立筋のトレーニングで肩こりや腰痛の改善に繋がることもあります。また基礎代謝も上がり太りにくい体を手に入れることもできます。
《サーフィンでの役割》
サーフボードに乗ってパドリングの際に上半身を反らす時に使われます。パドリング時のサーフボードは、平行に保つ必要があります。上半身を反らすことでバランスが保たれるため重要な部分なのです。
これらの筋肉を鍛えることで、長時間のパドリングに負けない筋力・パドル力を手に入れることができるのです。
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