BMXで知っておきたい空気圧のこと!

適正な空気圧は種目によって変わる?

よくBMXを始める時、とにかく空気をパンパンに入れておけば走りがよくなると思われがちです。しかし、実際は空気圧を上限に設定したからと言って、すべてのコンディションが良くなるとは限りません。では、どの空気圧が適正なのでしょうか。

結論から言うと、 適正な空気圧はタイヤの種類で変動しますし、好みの空気圧は人それぞれです。 トップを走り続けるライダーでも、設定する空気圧はみな違うはずです。しかし、空気圧を工夫することで、その種目に相性ピッタリな走りが実現できるのです。

パークライディングの空気圧

空気圧は高めに設定してもメリットとデメリットがあり、低めにしても同様メリットとデメリットがあります。それを踏まえて、まずはパークライディングでガンガン走れる空気圧の設定をみていきましょう。パークでは高めに設定する人が多くいますが、初心者なら6kgf/㎠以上だとスピードが出過ぎて躊躇してしまうかもしれません。しっかりと慣れて膝と手首で衝撃吸収できるようになったら、少し高めの設定にしてみてもいいかもしれません。

リアルストリートの空気圧

ストリートとなると、障害物の大きさも異なってきます。パークに比べて、空気圧は低めに設定する人が多いです。スピードを重視するよりも、安定性を重視したほうが快適に走れるかもしれません。5弱くらいの空気圧なら、安定性とスピードの両方を適えることができるのではないでしょうか。あまり空気圧を下げるとパンクのリスクが高まるので、自分の体格や場所によってうまく調整しておきましょう。

フラットランドの空気圧

平らに舗装されたレーンを利用するフラットランドでは、高めの空気圧が理想と言われています。ストリートと比べて段差などの障害物が無いので、衝撃の心配はそこまで必要ありません。上級者なら、フラットランドで7以上の空気圧を設定している人も多くいます。一度空気圧を高めと低めに設定し、技をしてみて安定性の違いを確認してみましょう!

BMXタイヤの空気圧まとめ
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