BMXで知っておきたい空気圧のこと!

空気圧は高めと低めどちらがいい?

普段自転車を使用する時、空気圧をやや高めに設定している人が多いかと思います。しかし、BMXでは空気圧が高めでも低めでもそれぞれの走りに特徴があり、どちらを選ぶかは乗り心地次第となってくるかもしれません。では、空気圧は高めの場合と低めの場合の、それぞれの走りの特徴をご紹介します。

空気圧が高い場合のメリット

空気圧が高いと、もちろんタイヤは硬くなります。タイヤが硬くなると、地面に密着する面積が少なくなるので想像できるようにスピードが増しますよね。平らな場所なら、一回漕いだだけでスーッとタイヤが回転するのが実感できます。曲がり角など小回りが利くのもメリットのひとつです。

空気圧が高い場合のデメリット

スピードが出るから空気圧が高いほうが良さそう!と思えますが、しっかりとデメリットがあるのでよく把握しておきましょう。空気圧が高くタイヤが硬くなると、段差などの地面の衝撃を強く受けてしまいます。衝撃はスピードに比例して強くなるので、速ければ速いほど腕やお尻にかかる振動が大きくなるわけです。ということは、衝撃を受け止めるための身体の慣れと耐久性が必要です。慣れない人が空気圧の高いタイヤでガンガン凸凹な道を走ると、次第に手首や下半身に疲労がたまってバテテしまいますので注意が必要です。

空気圧が低い場合のメリット

空気圧が低いと衝撃が弱くなり、体に負担の少ない走りが可能になります。困難な道を猛スピードで走っても、安定感が得られるので乗り心地が良く感じられるでしょう。

空気圧が低い場合のデメリット

逆に、空気圧が低いと加速性が悪くなってスピード感を実感できにくくなります。一回漕いでも思っていたいほどの加速はしてくれないでしょう。さらに、タイヤが柔らかすぎるとパンクしやすいので注意してください。

このように、同じタイヤでも空気圧によって乗り心地が大きく変わってきます。タイヤの太さによっても、空気圧の加減が重要になってくるので、実際に走りながら丁度いい設定を見つけてみましょう。

適正な空気圧は種目によって変わる?
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