サーフボードの選び方は?初心者が抑えておきたい特徴や種類をご紹介!

目次

サーフィンをするためにまずボードを買う必要があります。ボードと言っても、その大きさ・形状・厚み・デザインなど様々あります。特にサーフィンは他の横乗りスポーツに比べると、波という自然を相手にするスポーツであるため、ボードに繊細さが要求され、オーダーメイドで作るというサーファーが多いです。

しかし、初心者がサーフィンを始めるにあたっていきなりオーダーメイドでボードを購入する必要はなく、既製品でも十分に楽しむことができます。そこで、ボードの種類と特徴、初心者が選ぶにはどのタイプがいいのかをまとめました。是非、ボード選びの参考にしてみてください。

ショートボード

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多くの人がサーフィンボードと聞いて頭に思い浮かべるのがこちらのショートボードです。「ショート」という名称ではあるものの、ボードの長さは160~190cmと身長より大きいボードになります。
現在のトレンドとして、ボトム面を少し削ることによって、水の流れを良くしてスピードを上げる工夫が施されています。オーダーメイドの価格は10万円以上になることもありますが、安いものだと3万円から購入することができます。

ショートボードのメリット

メリット① トリックをするためのボード

初めに述べると、初心者や初級者向けのボードではありません。サーファーとしての実力が付いてきて、中級者・上級者になった時にただ波乗って楽しむという目的から「キレのある鋭いターンをしたい」「難しいトリックを決めたい」という目的に代わったら是非このボードを購入してください。 長さが他のボードに比べて短い分、小回りがきいたり、アグレッシブな動き・より繊細なボードコントロールがしやすいため、難度の高いトリックを決めやすいです。

メリット② 持ち運びが便利

サーフィンをしに海に行くときは、車で向かうことが多いのではないかと思います。ショートボードであれば、軽自動車などの車体が小さい車に乗せることができますし、電車に乗せて運ぶことも難しくはありません。家で保管するのも幅を取らなくてすみます。もし、飛行機に乗せてボードを運ぶ、という時にもショートボードなら超過料金を取られることのない航空会社もあります。

メリット③ 価格が安い

サーフィンボードの値段は他のスポーツの必要な道具と比べると高いですが、その中ではショートボードが最も安いです。

ショートボードのデメリット

デメリット① 初心者向けのボードではない

ボードの先端(ノーズ)がシャープな形状で不安定、そしてボードの厚さも薄いので浮力があまりありません。そのため、初心者がサーフィンを楽しむという目的でボードを選ぶのであれば、ショートボードは不向きです。元々波に乗って技を出しやすくしているボードのため、中級者以上が使うタイプになります

デメリット② 波の高さによって楽しめるかどうかが変わる

ショートボードは波に高さ(人の太ももくらい)がなければ乗ることはできず、楽しめません。そのためせっかくサーフィンに行こうと思ってもその日の波の状態に左右されることが多く、サーフィンに行っても楽しめないまま終わってしまうということもあります。

デメリット③ 波に流されやすい

まずボードが小さいので単純に波に流されやすいです。そして、初心者は潮の流れを理解することができないので、自分の意思とは無関係に流れに乗りやすいポイントから沖の方へ流され、沿岸に戻ることができずに、最悪の場合そのまま死に至るということもあります。自分の身の危険を感じた時に、流れに反して必死に漕いで沿岸の方へ戻ろうとしますが、ショートボードではパドリングで力を伝えるのが難しいためなかなか戻ることができません。

以上の観点から考えて、ショートボードは初心者には向いていないボードということになります。しかし、難しい技にチャレンジするという覚悟があれば、最初からショートボードでサーフィンをするというのは良い選択です。

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