1. ボルダリング スラブとは?怖いイメージを払拭する上達のコツとは?

ボルダリング スラブとは?怖いイメージを払拭する上達のコツとは?

ボルダリング スラブとは?怖いイメージを払拭する上達のコツとは?

目次

ボルダリングには「スラブ」と呼ばれる壁を登ることがあります。初心者の方にとっては手始めに挑戦できる壁であり、上級者にとっては難関ともなり得る、奥が深いと言われる壁です。

そんな「スラブ」ですが、恐怖を感じやすい壁としても知られています。今回は、そんな「スラブ」の恐怖を感じずに上達していくコツを解説してまいります。初めて挑戦する方や恐怖を感じて距離を置いている方はもちろん、もうできるという方も、今以上に上達するために参考にしてみてください。

スラブとは?

90°以上に寝た、倒れた状態の壁をスラブと言います。壁が倒れているため、もたれることができ、腕力やホールドの保持力ではなく、足の筋力やバランス、体幹が必要となる難しい壁と言われています。

しかし、バランスが取れているとノーハンドの状態でも登ることができ、ホールドの保持力が必要ないことから、変に力むことのない初心者の方が登ることができることもある奥の深い壁でもあります。

しかし落下が最も怖い壁でもあり、恐怖を感じてトライできなくなることもあります。足を滑らせてしまうと、壁に体を引きずりながら落ちてしまいます。落下しそうだと思った時には壁から離れた方が安心なほど、恐怖感が伴う壁でもあるのです。

スラブの登り方

スラブの課題の特徴として、「ホールドが悪いこと」や「ホールドの距離が遠い」、「ムーブが分からない」と言われることが多いとされています。

ホールドの距離が遠いため、開脚の可動範囲が広くなり、体の柔軟性や身体能力も必要となります。しかし、足による体重の使い方やバランスのとり方、足で立ち込めるかといった足の使い方が、スラブでは最も重要なポイントになります。

そこで、ホールディングとフットワークについて詳しく見ていきます。

ホールディング

スラブの課題は、ホールドが悪く持ちにくいのが特徴です。しっかりと持てると良いのですが、極端に小さかったり薄いスローパー、浅いポケットなど、持ちにくい特徴を持ち合わせたホールドが並びます。

スラブではない他の壁の場合はホールドをしっかりと掴んで体を引き付けることがポイントとなりますが、スラブの場合はこの引き付けができないため、指先を意識して力を入れることが重要になります。脇をしっかりと締めて指先に力を入れ、つまむようにして持ちます。

フットワーク

スラブのフットワークでは、かかとを下げることが重要で、シューズの摩擦力を生かして動きやすい状態にします。かかとが上がっていると、垂直方向に蹴る力が強くなり足が滑りやすくなってしまいます。例外として遠くのホールドを掴む場合にはかかとを上げますが、スラブの基本としてはかかとを下ろしたフットワークになります。

この足の使い方はスメアリングとも似ているため、スラブのフットワークが習得できるとスメアリングの上達にも繋がります。

スラブの攻略方法

ここからは、スラブを登り切り成功させるための攻略方法を紹介していきます。なかなか上手くできずにいた方も、これから紹介する方法を参考にしてみてください。

① ソールを磨いてみる

一番手軽にできる方法からご紹介。それは、シューズのソールをしっかりと磨くことです。不安定なホールドが揃うスラブでは、その不安定なホールドに足を置くことになります。そのためにも足はかかとを下ろしホールドを踏むという意識が必要になってくるのですが、より摩擦力を上げるためにソールを磨きます。

② 登る前にホールドの確認を

スラブは足が重要なカギを握ります。特に初心者の方は、ホールドを良く見ずに近いホールドに移動してしまいがちです。そうすると、進行方向に対して動きにくくなるホールドに足を置いたり、自ら動きにくくなってしまう足の置き方をしてしまいます。あらかじめ体重をしっかりと乗せられるホールドを探して確認しておきます。

③ 乗り込みを意識する

スラブにはそれほど多くのムーブは必要になりません。しっかりとホールドに乗ることができると、体重を軽減することができ次のアクションが起こしやすくなるためです。そのため、次のホールドを掴むためのムーブではなく、どの足で乗り込み立ち上がるか、といった足の使い方を考えることがカギになります。

④ 勢いはいらない

ホールドに乗り込む時には勢いは必要ありません。ただでさえホールドが悪いため、バランスを崩しやすく落下に繋がります。ゆっくりと立ち上がり、体の重心を下半身や足に持っていくことを意識して、踏ん張る力としてキープします。下半身で踏ん張る力があると体が安定し、腕を使わなくても体を支えることができるのです。

⑤ ソール全体で接地する

足に負荷をかけて、地面を歩くように丁寧にホールドを踏むこともポイントです。小さいホールドの場合には包み込むような意識で踏み、フラットなホールドの場合は面で乗ります。点乗りでは、体重がかかりにくく滑りやすい状態になってしまいます。接地面積を広くすることで摩擦面積も広がり、面圧も高まり滑りにくくなります。

⑥ 素早く足を離す

重心を下げたままだったり、フットホールドに足を置いたままでは、後ろに体重移動してしまい立ち上がりが難しくなります。次のホールドに移るために、前のホールドから素早く足を離し、片足で乗り込めるようにします。また離した片方の足を壁に当ててスメアリングしながら移動すると、重心が取りやすく乗り込みやすくなります。

次へ >> ⑦ 体重移動は体を曲げて

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