スケートボード(スケボー) 乗り方・曲がり方・止まり方など基本動作を解説!
番外編:安全な転び方
上記の正しい基本動作を身につける理由は、転倒する可能性を下げて怪我をしないようにするためですが、万が一転倒した場合に安全に転べるようにしておくことも大事です。そこで、安全な転び方も知識として吸収しておきましょう。
まず、服装です。転んだ際に1番起こりやすい怪我は地面に倒れることによる擦り傷です。そこで、できるだけ長袖長ズボンが良いでしょう。特にジャージのような生地の薄いものよりもジーンズなどの丈夫な素材の方が体を守るには最適です。安全な転び方には2種類あります。
(1)受け身をとる
転ぶときに一番危険なのは頭を打つこと。そのためまずは頭を打たないようにすることが第一。その上で柔道とお同じように受け身を取ることでダメージは最小限にすることができます。
(2)プロテクターをつけた部分から転ぶ
頭・肘・膝にプロテクターをつけて練習している場合には、この方法が有効です。特にとっさに転びそうになったら膝から地面に転ぶのが良いでしょう。プロテクターをしていると、衝撃を吸収してくれるので痛くないですよ。
以上で、スケートボードの基本動作である「乗る・スタンス・進む・曲がる・止まる・降りる」は終了です。スケートボードには運転免許は必要ありませんが、この基本動作が身についていなければ、無免許で車を運転しているのとの同じことになり、少しの失敗が大きな怪我にも繋がってしまいます。自身が怪我をしないようにするのはもちろんですが、周囲の人や物を傷つけることのないようにするのもスケートボーダーの大事な役割です。怪我をすると、怪我の痛みだけでなく、スケートボードへの恐怖心や嫌悪感も生まれてしまいます。基本動作をないがしろにすることなく楽しく滑るためにも、正しい基本動作を覚えましょう!
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