スケートボードHOW TO初心者編 「走りながら乗り込むランニングプッシュ」
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今までレクチャーしてきたトリックはマスターできたでしょうか。
今回は少し間が開きましたが、 3回目に教えたプッシュ の応用であるランニングプッシュになります。このトリックは止まったデッキに乗るのではなく、2、3歩走り、前足から身体ごとデッキに飛び乗るというものです。その後は、後ろ足で地面を蹴って進むレギュラープッシュと変わりはありません。
メリットとしては、初速が速いので、短い距離でもトップスピードで乗れるところにあります。
デッキの扱いに慣れると自然にできるようになってきますが、今までとは違い手も使うトリックなので、乗り慣れない最初のうちはぎこちない動きになりがちですが、スムーズにできるようになると玄人感が演出できますし、“デッキに乗り慣れる”にはとても重要なトリックになるので、自然にできるようになるまでしっかりと練習しましょう。
前足にはより一層の安定感を
では早速スタンスからチェックしていきましょう。基本的には以前レクチャーしたプッシュと同じになります。
プッシュのときは前足を進行方向へ向けることと、ビスの上あたりに置いて広めのスタンスを取ることが重要なポイントで、前足を進行方向へ向けることで動作が安定すると言いましたが、それはランニングプッシュでも変わりません。
ただし今回は通常のプッシュのように前足を乗せた状態で後ろ足を蹴るのではなく、走りながらデッキ乗り込むので、先に乗せる前足にはよりいっそうの安定感が求められます。
そのためデッキに乗った瞬間には、前足が最も安定するポイントのビスの上あたりを捉えている必要がありますし、なおかつ重心をしっかりと乗せている必要があります。プッシュのときを思い出しながら前足の動きと重心を意識してトライしてきましょう。
