スケートボード(スケボー) ストリートスタイルとは?その特徴とフリースタイルとの違いを解説!
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スケートボード(スケボー)にはどんなジャンルがあるの?
スケートボードには様々な種目があり細かくジャンルを分けることができますが、ここでは主な競技スポーツとしての競技スタイルを紹介します。
バーチカル
スノーボード競技のハーフパイプ種目で使われるハーフパイプのように、U字型の湾曲した滑走面が特徴のセクション(コース)を使い、一定時間内に連続でトリックを行う採点競技です。似たセクションにミニランプがありますが、これはバーチ面と呼ばれる垂直の滑走面がありません。そのためバーチカルよりセクションは小さいです。
フリースタイル
フラットランドと呼ばれる平らな地面で、スケートボードを裏返したり、回転させたり、垂直に立ててバランスを取るなど、音楽に合わせてボードを自在に操るその技術を競います。フィギュアスケートのスケートボード版と言えば解りやすいかもしれません。
ストリート
街中に存在する斜面や縁石、手すりや段差といった構造物を模したセクションを使ってトリックの完成度や難易度の評価で競います。基本的にはオーリーというジャンプするトリックができなければ何もできません。
パーク
ボウルと言われるお椀のようなセクションをいくつも組み合わせ、壁なども配置した複雑な構造になっているコンビボウルと呼ばれるもので、その形状を生かしてトリックを行い完成度や難易度を評価する競技です。
スラローム
パイロンやコーンを一列に並べて、滑り抜けながらゴールまでの時間や速さを競います。
ダウンヒル
下り坂を利用して、ゴールまでの時間や速さを競います。
しかしここで紹介したジャンルは、競技だけではありません。
バーチカルやパークはスケートパークで同じように楽しむことができ、フリースタイルやスラローム、ダウンヒルも場所を選んで楽しむことができます。そしてストリートも、実際に街中の手すりや階段、壁などの構造物を使って楽しむことができます。ストリートで映像をを収めて自身の滑りをまとめたビデオパートは、プロスケーターにとっては自身を示す名刺のようなもので、その内容ではコンテストの成績以上に自身の評価を高めることも可能です。