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スケートボード メンテナンス方法と道具をご紹介!ウィールやベアリングなど

スケートボード メンテナンス方法と道具をご紹介!ウィールやベアリングなど

ベアリングのメンテナンス方法

ウィールの両端にはめ込むベアリングは、1つのウィールに対して2つはめ込み、1台のスケートボードにつき8つ使われます。このベアリングは、「オイルベアリング」と「グリスベアリング」の2種類に分けることができます。これはベアリング内に使われる潤滑油がオイルかグリスかで分けられています。

チェックポイント

そもそも、ベアリングはウィールで発生しやすい摩擦を軽減して、ウィールの回転を維持することができます。ベアリングにはABECという企画があり、主に3~7の数字が記されています。その数字が大きくなるほど精密な造りになっているという意味ですが、最初の乗り心地に大きな差はありません。

ベアリングはスピードを左右する重要なパーツですが、実際のところはウィールとの相性や使用するオイルの方が重要といえるかもしれません。しかしセラミック製などの高価なものは、精密さもさることながら熱や衝撃にも強く錆びないという特徴もあるので、長期間使うことができます。

そしてメンテナンスは、定期的に行うことが大切で、「何回滑ったらチェックしよう」とか、自分でタイミングを決めておくのも良いです。砂利道などを滑った後は中にチリが入っている可能性が高いのでチェックした方が良いでしょう。でもそこまでやるのは手間がかかるというので、「何だか走りが悪い気がする」と思ったらチェックするという形でも良いでしょう。

オイルベアリング

ベアリング
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軽さを感じるような回転で、スピードを出しやすいのが特徴です。しかし、流動性が高く気密性が低いためゴミやほこりが付きやすいです。オイルの膜も薄いため傷がつきやすく、長く使用するためにはこまめにメンテナンスを行う必要があります。表面の汚れを拭き取りベアリング内部にオイルを点すだけでも十分ですが、完璧にキレイにしたいという人は、作業は細かいですが以下の方法を参考にしても良いでしょう。ただ最近はシールドがないモデルも存在していますし、専用のクリーニングユニットなどもあるので、そう言ったものを使った方が手間はかかりません。

メンテナンス方法

  1. 精密ドライバーなどを使って、ベアリングからシールドを外します。
  2. ブレーキクリーナー・灯油・無水エタノールのどれかを使用してベアリングの汚れを落とし、ベアリングは自然乾燥させます。
  3. 乾燥後、ベアリング用のオイルを1~2滴点します。
  4. しっかりとシールドをベアリング本体に取り付けます。
  5. ウィールに取り付けて完成です。

道具

オイルベアリング
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  • スケートボード専用ツール
  • スパナ(専用ツールがない場合に代用)
  • 精密ドライバー(専用ツールがない場合に代用)
  • ブレーキクリーナー/灯油/無水エタノール のいずれか
  • ベアリング用オイル

グリスベアリング

グリスベアリング
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粘性が高いためゴミやほこりが付きやすく、回転が重いというデメリットがあります。しかし、流動性が低く気密性が高いため内部までゴミやほこり、そして水が入りにくい特徴があるのです。

そのため外的な破損がない限りは、オイルベアリングのように定期的なメンテナンスは必要ないとされています。

メンテナンス方法

  1. ウィールからベアリングを取り外します。
  2. 乾いたタオルなどで、ごみやほこり、汚れをふき取ります。

ウィールに取り付けて完成です。

道具

  • ウエス(タオルや布など)

【ベアリングの取り外し・取り付け方】

  1. スケートボード専用ツールでアクスルナットを外します。
  2. アクスルシャフトをウィールのベアリング内部に引っ掛けて、ベアリングを取り外します。強くやりすぎると傷んだり壊れる原因になるので、栓抜きのような感覚でやると良いとされています。

これで、取り外しは完了です。

  1. アクスルシャフトに、シールド面を下にしたベアリングを置きます。
  2. ベアリングの上にウィールを置いて、ベアリングを真っ直ぐに押し込みます。
  3. ベアリングの上にワッシャー、ベアリング、スペーサーの順に重ねて再び押し込みます。
  4. ウィールを装着し、ワッシャーを取り付けてアクスルナットで締めます。

これで、取り付けが完了です。

道具

ツール
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  • スケートボード専用ツール
  • ペンチ/レンチ(専用ツールがない場合に代用)

スケートボード ベアリングの選び方は?ベアリングの人気ブランドもご紹介!

>>ウィールのメンテナンス方法

この記事のライター/カメラマン

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