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スケートボード トラックの選び方とは?人気のトラックブランドをご紹介!

スケートボード トラックの選び方とは?人気のトラックブランドをご紹介!

トラックの高さによる種類

トラックは高さにより「HI(ハイ)」と「LO(ロー)」の2種類に分かれます。文字通りHIトラックは高さを示しており、地面からデッキの距離が高くなります。それぞれ扱いに特徴があるので解説いたします。

LOトラック

トラック
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LOトラックは車高が低く、安定感のあるトラックです。車高が低いスケボーはてこの原理が効きやすくなるので弱い力でもテールを弾きやすく、オーリーがより簡単に出しやすくなります。テールを弾きやすくなる代わりに、弾いた後の上に向かう力が弱くなるので、オーリーの高さを出すのは多少難しくなる側面も持ち合わせています。

LOトラックは車高が低くなるのでトラックの可動域が狭くなり、HIに比べるとターン性能が若干落ちます。

LOのトラックでサイズの合わないウィールを取り付けるとデッキを傾けた時にウィールがデッキに当たる「ウィールバイト」という状態になり、ブレーキが掛かってしまいます。メーカーにもよりますが、LOトラックは53㎜くらいまでのウィールが限界です。

HIトラック

HIトラック
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HIトラックは車高が高く、LOトラックよりも大口径のウィールが装着できるトラックです。HIトラックで大口径ウィールを装着したスケボーは地面からの高さがあるので、浮遊感を感じることができます。

また、HIトラックを装着したボードはテール先端から地面までの高さがあるのでオーリーで弾くのに力を必要としますが、高さのあるオーリーができます。

HIトラックはLOトラックよりも可動域が広いので、走行中にデッキを傾ける範囲が広く、角度をつけられるのでキレのあるターンが可能となります。

初心者はスケボーのトリックで初めに当たる壁はオーリーです。スケボーを辞めてしまう8割の人がオーリーの習得に挫折して辞めてしまうと言われています。確かにオーリーは慣れていないスケーターからすれば難易度の高いトリックですが、適切な練習方法をとれば誰でも習得できます。

HIトラックを使うと高さのあるオーリーができますが、コツが必要なのでスケボー上級者向けです。もともとLOトラックを使っている人でオーリーに慣れている経験者のスケーターが高さを出すためにHIトラックに変更するなら分かりますが、初心者はオーリーのスケボーを空中に挙げる動作でつまずいてしまうので慣れるまではLOトラックを選んだほうが良いでしょう。

>>トラックの幅

この記事のライター/カメラマン

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