BMXフラットランドの特徴とは? トリック(技)やおすすめのブランドなど解説

トリック(技)の前に覚えておきたいこと

フラットランドのトリックには本当にたくさんの種類があり、オリジナルトリックなどを入れれば把握しきれないほどで、また名前すらついていないトリックも多くあります。

そこで、少しややこしい部分ではありますが、基本的なフラットランドのトリックの種類や基本的な動作をまず紹介したいと思います。

大きく分けると2つ

フラットランドのトリックは大きく分けると フロントタイヤ(前輪)を中心に展開されるトリック 「フロントトリック」 リアトリック(後輪)を中心に展開されるトリック 「リアトリック」 の2つがあります。

そして3つの種類

フラットランドのトリックをさらに、細かく分けると「 スピン系」「ヤード系」「グライド系」 の3つの種類があります。

と言いたいところですが、実は本当はもっとたくさんあります。

「ピンキー系」「ウィープラッシュ系」「アラウンド系」 などなどとありますが、今回は上記の基本的な3つの種類を紹介したいと思います。

スピン系

スピン系のトリックは、見た目が華やかなトリックが多く、タイヤが軸に入って回転が早くなり、スピンしているトリックになります。フィギアスケートやダンスなどのスピンに似ているので、見ていてもわかりやすいトリックだと思います。

ヤード系

ヤード系のトリックは、タイヤを足で蹴ったり擦ったりして加速、減速、そして止めたりするトリックで、見た感じだとどんなのかはわかりづらいかもしれませんが、ルーティンの中によく取り込まれることが多いトリックになります。

グライド系

グライド系のトリックは、トリックの形をキープしてスピン系やヤード系のようなことはしないで、片輪でバランスをとって進むトリックになります。こちらもフラットランドではよく使われるトリックの一つになります。

フラットランドの基本的な動作

フラットランドのトリックには基本的な動作があり、トリックといってもいろんな動作が組み合わさってできています。

バースピン

バースピンは、ハンドルを回すことになります。最初は2輪の状態で練習しますが、ルーティンの中でも使うことが多いです。

スカッフ

スカッフとは、タイヤを蹴ったり擦ったりして、加速や減速をする動作になります。フラットランドのトリックにはスカッフを使うものたくさんあります。

バリアル

バリアルとは、ペグやペダルの上で足を動かすことで、体の向きを変える動作になります。主にルーティンの中で使われることが多い動作になります。

切り返し

切り返しとは、タイヤの走っている方向は同じで、タイヤを反転させて回転を逆にすることです。前に走っている場合は、切り返しをすると進んでいる方向は一緒ですが体の背中側が走っている方向になります。こちらも主にルーティンの中で使われることが多いです。

漕ぎ

漕ぎとは、グライド系やスピン系などのトリックに使われる動作で、スピードが落ちないように加速させる動作になります。

繋ぎ

繋ぎとは、トリックとトリックを繋げる動作で、ルーティンをつくる際には欠かせない動作になります。フラットランドのルーティンの醍醐味の一つががこの繋ぎになり、ルーティンの難易度やライダーのスタイルなどはこの繋ぎに現れてきます。

入り

入りとは、トリックに入るまでの始まりの動作になります。

戻り

戻りとは、トリックの最後の部分になり、戻りができてトリックがメイクできたことになります。

ハイドランド

ハイドランドとは、2輪の基本のトリックで、初めのうちはトリックの入りや戻りなどにも使うことが多いトリックになります。

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