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ボルダリングの基本技・ヒールフックってどうやるの?正しいやり方とコツを解説

ボルダリングの基本技・ヒールフックってどうやるの?正しいやり方とコツを解説

ヒールフックの種類

主に アウトサイド、センター、インサイド の計3種類のヒールフックに分類されます。

アウトサイドヒールフック

3種類の中で最も使用頻度の多いヒールフックです。主にヒールでかきこんで上に向かうムーブによく使われます。また 「手に足ヒール」 という手で持っているホールドにスペースを作り、そこにヒールをかけるという技に使われます。この手に足ヒールは、フットスタンスが踏むずらかったり十分なフットスタンスがなかったりした場合に使用すると効果を発揮します。なので足が少なくて次のホールドを安定してとらないといけない場面に、使ってみましょう。

またアウトサイドのヒールフックは、抱え込み系と呼ばれる系統のコースで(壁が前に突起した形状で両手足を大きく開いて壁を抱え込むようにして登るコース)より効果を発揮します。

センターヒールフック

この種類のヒールは、上に推進力をつけるというよりは横に移動したり、体を安定させたりするときに使われます。例えば、左足ヒールの状態で右手より右側にあるホールドをキャッチするときに、このヒールフックを使うことによって体アウトサイドより遠い距離を出すことができます。

またアンダーに向いているホールドにかける時やルーフのような超強傾斜で使う機会が増えますので、ルーフのボルダリングがうまくなりたい方はセンターヒールを使って練習してみましょう。

このセンターのヒールをするときのコツは、かかとの部分にエッジが立っている靴が一般的で、その先端がちょうどかけたい位置に来るように置いてあげると、うまく利かせることができます。

インサイドヒールフック

これら3つの中で一番使用頻度が少ない技です。というのもインサイドでかけるには股関節周辺の筋肉がかなり発達していないとできないため、一番難易度が高いからです。またアウトサイドとセンターの2種類でほとんどのコースを登ることができるため、この技を習得している人は少ないです。

実際に私自身もほとんど使うことのない技です。そして股関節が固いとインサイドのヒールを当てるポジションになり結局かからないという人を多く見てきたので、はじめは体が硬くて難しくても頑張ってアウトサイド側を使うようにしていきましょう。

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この記事のライター/カメラマン

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