ボルダリングの上達に筋トレは必要?使う筋肉や自宅でもできるトレーニング方法をご紹介!
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クライミングで主に使われる筋肉
よく言われるのですが、
「 腕鍛えればいいんでしょ? 」
ボルダリングは、全身運動なのでほぼすべての筋肉が必要になってきます。また普段の生活で使わないような筋肉を鍛えなければいけないので、ここはしっかり把握しておきましょう。
特によく使う筋肉を紹介します。
広背筋(肩甲骨周辺の筋肉)
多くのお客様から、
「 背中の筋肉使うの? 」
と言われることが多いですが、かなりの頻度使いますし、一番使ってるといってもいいぐらいです。主にホールドを保持したときに使われます。なのでホールドを持たないと基本的に登れないので、この筋肉がいかに重要か想像できると思います。
前腕の筋肉全般
前腕の筋肉は、主にホールドを持って握りこんだり、手首を返すような持ち方をしたときに使われます。他にもホールドの保持する力に密接な関わりがあります。ボルダリングを一度はやったことがある人は、ボルダリング後の前腕の疲労感を体感したのではないかと思います。
なので前腕が強いと、ピンチ、カチ、スローパーのホールドに強くなるので、これも広背筋と同じぐらい大事です。
上腕三頭筋(二の腕)
二の腕の筋肉は、主に壁を押したりするときに使われるため、マントル(岩に乗りあがること)に強くなります。そして、外のボルダリングではこのマントルを動作を行い、最終的に岩の上に立てたら完登ということになるので、外のボルダリングをされる方はここの筋肉を鍛えると役に立つと思います。
背筋、腹筋
背筋と腹筋はどんなスポーツにも多く使われる部位ですが、ボルダリングの場合は、壁の傾斜が強い所で足を残したり、足がホールドから離れた時に生じる振られに堪えるためにあります。当たり前かもしれませんが、正しい姿勢を保つのにとても大事な筋肉でもあります。
なのでここを強くしておくと、強傾斜やハングといった傾斜の強い壁に対応できるようになります。
内殿筋(内もも)
ここの筋肉を鍛えることで、骨盤のゆがみを改善し姿勢の改善にも繋がります。姿勢は、神経伝達にとても深くかかわっているため、ダイナミックな動きなどにいい影響を与えます。
他にも足を残す能力などにもかかわっているため、ここを筋トレしておくと総合的な体のバランスがよくなります