クライミングの種類を徹底解説!ボルダリングとロッククライミングは違うの?
- GENRES:
- ボルダリング
ロープクライミング
ロープクライミングはボルダリングとは違い、ロープを使って安全確保をしながら登っていくスタイルです。
そして、ロープクライミングも「リードクライミング」と「トップロープクライミング」の2種類に分かれます。
リードクライミング
リードクライミングは、基本的に2人一組で行われます。1人(ビレイヤー)は下でロープを確保し1人はクライマーとなります。
ジムではクイックドローが設置されているので、そこにロープを通しながら登ります。
外壁では、あらかじめ先登者によって打たれたボルトにクイックドローを掛けてロープを通し、安全を確保しながら登っていくか、自分でナチュラルプロテクションを設置しながら登っていきます。
クライマーが登り切って上から帰ってくる時や、落下してしまった時はビレイヤーがロープを操作して安全に降りられるようにするのが鉄則です。
トップロープクライミング
トップロープクライミングとリードクライミングの違いはロープの安全確保がされている場所です。
リードクライミングの場合は、下からロープを引っ張って安全確保して登りますが、トップロープクライミングはあらかじめ目的の場所(頂上)にロープが掛かっており、上からロープが身体を支える状態になります。
したがって、トップロープクライミングはリードクライミングと比べて安全性が高いのが特徴です。
リードクライミングと同じように、2人一組で片方がビレイする方法がありますが「オートビレイ機」と言って、体重がかかると自動でブレーキをかけて落下の衝撃を軽減する装置がよく使われています。
オートビレイ機は登る際にはなんの手助けにもならないので、自分の力と技術で登ることには変わりありません。
ロープクライミングの道具
- クライミングシューズ
- チョークバッグ(滑り防止)
- ハーネス(ロープを巻き付けるために装着するベルト)
- ビレイデバイス(安全確保のためのギア)
- ビレイグローブ
ビレイデバイスにはブレーキアシスト付きのものがあります。また、チョークはチョークバッグに入れて腰に下げて使用することがほとんどです。