スケートボード クルーザってなに?選び方・種類・おすすめブランドなどをご紹介!
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クルーザーの選び方
クルーザーについて分かったところで、クルーザーの選び方について見ていきますが、クルーザーの選び方には2つの選択肢があります。
1.コンプリートデッキ
すべてのパーツが組み立てられたもので、購入後そのまま乗り始めることができます。
自分に合うパーツがわからない初心者の方、特にこだわりがなくとりあえずクルーザーに挑戦したいという方はこのコンプリートデッキから始めるのがおすすめです。
クルーザーに慣れて、使ってみたいパーツや変えてみたいパーツが分かるようになってきたら取り替えて、理想のライディングを楽しんでみてください。
また、同じクルーザータイプで人気の高いミニクルーザーやペニーは、コンプリートデッキであっても初心者の方にはおすすめできません。
デッキの幅が狭く、デッキの素材となるプラスチックが柔らかいことで安定感がないためです。スケートボード初心者の方や、長距離の移動手段として楽しみたいという方はデッキが大きめのクルーザーがおすすめです。
2.パーツごとに購入し組み立てる
スケートボードに慣れている方、自分のスタイルに合ったボードを作りたいという方、新調したいという方は、それぞれのパーツを購入して、自分なりのセッティングでクルージングを楽しむことができます。
好きなデザインのパーツで自分流のボードにできるという楽しみがあるので、ファッション性を重視する方にもおすすめです。
ここからは、クルーザーのパーツの選び方を、パーツを揃える順番ごとに紹介していきます。
① デッキ
クルーザーデッキと呼ばれる全体的にフラットな形状が一般的ですが、デッキの形に特に決まりはなく自分に合った形状を選びます。
またデッキの幅が狭いと安定感がなく、広いと持ち運びが不便になるため、現在は8インチ程度のサイズが標準とされています。さらに安定感を高めたい方やスピードを出しながら長距離をプッシュするという方は、さらに太いデッキがオススメです。
② デッキテープ
デッキの表面に貼って滑り止めにするデッキテープには、小さい凹凸から大きい凹凸まで様々なタイプがあります。しかし、クルーザーの場合はトリックを行わないため細かく考えず、好みのデザインで選んでOK。
③ ウィール
ウィールには地面からの衝撃を吸収する役割があり、大きく柔らかなものを選びます。クルーザー用として使用する場合、「80a」以下の硬さのウィールを選びましょう。サイズに関しては好みにもよりますが直径58mm程度のものが多い傾向にあります。
④ トラック
デッキの幅とウィールの高さに合ったものを選びますが、トラックには「Hi(ハイ)」と「Low(ロー)」の2種類があり、クルーザーのウィールはサイズが大きいためHiを選びます。幅については、メーカーごとに提示されているサイズに合わせて選びます。
Hiを設置したにも関わらずウィールがデッキに当たる場合には、「ライザーパッド」をトラックとデッキの間に挟むことで改善できます。
クルーザー仕様でLowのトラックを選んでしまうと、ウィールがデッキに当たりブレーキがかかってしまい危険なので注意が必要です。
⑤ ベアリング
耐久性が高く、回転しやすいものを選ぶのが最適とされています。製品の精度を示す基準として、「ABEC」という単位で表示されており、数字が大きくなるほど回転しやすくなります。表示タグなどを十分に確認して、自分に合った数値のものを選びます。