スノーボード 板の硬さってなに?硬さによる違いや確認方法などを解説します!

フレックスとトーション

よく聞くフレックスとトーションの意味

スノーボードの板の硬さの話をしていると、詳しい人が『板のフレックスが・・・』とか『トーションが・・・』という話をするときがあります。このフレックスとトーションは板の硬さに直接関わるので、詳しい人はこだわりを持つわけです。ではフレックスとトーションの意味を詳しく解説していきます。

フレックスとは板の”しなり”のこと

フレックスとは、簡単にいうと板の”しなり”のことです。板を曲げた時に硬く、反発力の強い板のことを《硬い板》と表現し、曲げやすくあまり反発しない板を《柔らかい板》と表します。

また、かつてフレックスの強さは板の中央のしなりで判断していましたが、現在は一概に中央のしなりだけを指す言葉ではなくなっています。なぜなら、板のノーズとテールに特殊な素材を挿入することによって部位ごとにフレックスの強弱をつける技術が開発されたためです。現在でも、フレックスの強さを調べる際は「板の中央を強く押す」という方法が主流ですが、中央のフレックスは少し軟らかく、ノーズとテールが硬い板というのも存在しています。

トーションとは板の”ねじれ”のこと

トーションとは板の”ねじれ”具合を指す言葉です。このトーションは主にターンの際に関係する部分です。ターンを行うときには、エッジが雪面に食い込んでいくものですが、このとき板のノーズとテールを微妙にねじることによってスムーズにカービングターンを行うことができます。なので、ねじりがうまくできない場合はトーションを調節することによってターンをしやすくなることがあります。

板のソールの形状による硬さの変化
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