BMX 自転車の特徴とは?!競技ごとの特徴をご紹介!
BMX パーツ(部品)の紹介
基本パーツ
- ハンドル:練習中は倒れることが多いため、壊れることがないようにクロスバーという補強を入れています。
- フレーム:フレームに大きな力がかかるので、金属疲労による破断に強いスチール(クロモリ)フレームが主流です。
- サドル:サイズがものすごく小さく、クッションもあまり入っていません。セッティングの際も極端に下げることが多いです。
- タイヤ:タイヤは20インチで幅が1.75~2.125インチで、細いものが主流です。
競技ごとのパーツ(部品)
1) レーサー
特別に特徴のある車体のパーツ(部品)はありませんが、乗る人の体格に自転車の大きさを合わせることが重要です。
下記の表を参考にご自身の自転車のサイズを決められると良いでしょう。
- マイクロ:100cm前後
- ミニ:100~120cm
- ジュニア:120~140cm
- エキスパート:140~160cm
- プロ:160~170cm
- プロXL:170cm~
2) フリースタイル(フラットランドを含む)
- ペグ:前輪と後輪の左右のハブの部分に各1本ずつ、計4本装着しています。フラットランドのペグは、表面が少しざらついています。乗ったり、掴んでバランスを取るといった技が多いため、滑らないようにしています。
- ジャイロブレーキ:ハンドルを回転させてもワイヤーが絡まないようにするための仕組みです。ハンドルを多数回す技をする際にこの機能が付いていないとブレーキが絡まってしまいます。ちなみにジャイロなしでもハンドルは2回転するため、必要としない人もいます。
- フリーコースターハブ:略称、フリコと呼ばれます。後ろの車輪が後ろに回転してもペダルが回りません。通常の自転車は後ろに進むにつれてペダルも回転する仕組みですが、技をするにあたってペダルが邪魔にならないよう固定させています。フラットランド用はシャフトが10mm程で細めの構造となっています。
3) ストリート(ヴァートを含む)
- ペグ:前輪と後輪の左右のハブの部分に各1本ずつ、計4本装着できますが、取り付けは本人の好みによって変えられます。ストリートのペグは、表面がつるつるしています。これは手すりやその他障害物を使って滑る技をする際に、滑りやすくするためです。
- ブレーキ:後ろブレーキのみが主流ですが、公道を走る際は前後のブレーキが義務づけられていますのでご注意ください。上記でご紹介したジャイロブレーキはほとんどが付いていない仕様です。
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