Interview w/ Yuki Kadono

Interview w/ Yuki Kadono

日本スノーボード史を書き換え続ける若武者 角野友基・インタビュー

大会で成績を残しながら撮影活動にも注力する

ずばり来シーズンの目標は? 
「次のオリンピックの出場権を得るために必要な大会で成績を残しながら、今までよりも撮影活動に積極的に取り組みたいと思ってます。それで自分のパートを制作して発表できればいいし、ストリートのショートクリップを出すのもおもしろいかなって」

それでは10年後のゴールは?
「元気な身体で周りの人に感謝しながらスノーボードをできていたら嬉しいですね。そうしたら自分を応援してくれている周りの人に何かを返せるんじゃないかなって。ただ、10年後の明確なゴールってのは思い描いていません。個人的にそのときに瞬発的に何かをやりたいタイプだから。ただ、『最終的なゴールは何?』って言われると、『笑って死ねること』って答えますけどね(笑)」

最後に、これからスノーボードを上達させたい人にメッセージを!
「プロを目指すくらいスノーボードが上手くなりたいなら、しんどいことも痛いことも多いし、お金もかかるし、異次元なところに突っ込んでいかないといけないし、本当に大変だと思う。でも、スノーボードを自分の手足のように自由自在に動かせるのって、そういったさまざまなことと引き換えにしないと手に入らないとも思っていて。どれだけスノーボードを愛して、どれだけスノーボードに時間を費やせるか。それが大事だと思うんですよね。いろんなレベルの人にアドバイスをするなら、天気のいい日を選んで、コンディションのいい雪の上を、仲間と楽しみながらいっぱい滑ろうってことかな。あとは雪山に行く回数を増やすこと。やっぱり楽しんで回数を滑る。それが一番やと思うから」