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もっと速く! 人に差をつけるテイクオフ術

もっと速く! 人に差をつけるテイクオフ術

推進力を生むパドリングを身につける

テイクオフをするとき、最初に行うのがパドリング。ここで素早いパドリングができれば、波とボードをいち早く同調させることができ、誰よりも速くテイクオフすることが可能になります。そのためには、サーフボードに対する水の流れをスムーズにしておくこと。つまり正しい位置に、正しい姿勢でいることが重要となります。

まずは、水面に対してサーフボードがフラットになる場所に寝そべること。ショートボードの場合、ロッカー(ボードの反り)のあるノーズが水面より少しだけ上に見える状態です。そして全身は脱力させて、顎をこぶし2つ分ほど上げて、みぞおちあたりで重心を取るようにしましょう。

背中を反りすぎてしまうと重心がお腹の方へ移動するため、サーフボードに接する身体の面積が大きくなってしまいます。これでは少しの動きでサーフボードがブレる要因となってしまうのです。また、進みたい方向のなるべく遠くに目線を向けることも重要。自転車と同じく、下を向くとフラつきの原因となってしまいます。あとは頭とストリンガー(ボードの中心に入っている木製の芯材)を合わせて、サーフボードをブラさないように意識を。腕を肩幅に広げ、肘を軽く曲げた状態で、肩甲骨を起点として肩と腕を連動させたパドリングを行えば、スピードが出ます。

>>テイクオフ時の目線は前へ

この記事のライター/カメラマン

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