2018-2019年のベストライダーが決定! 『JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2019』レポート
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- スケートボード
2012年10月に日本におけるアクションスポーツ(サーフィン、スケートボード、スノーボードなど)の普及、発展、それにともなう文化の向上を図ることを目的に、メーカーや小売などの関連企業が協力して設立した団体JASAの主宰する『JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2019』が、11月22日に原宿のクエストホールにて開催されました。
今年で6回目となるこのJAPAN ACTION SPORTS AWARDSは、年間を通じてアクションスポーツで活躍したライダーや、アクションスポーツの発展に貢献した人物、企業、イベントを表彰しており、今年は上記の3種目以外にBMXも追加され、来年の東京オリンピックのメダル候補と呼ばれるビッグネームがずらりと揃う豪華なイベントとなりました。それでは各賞の受賞者の顔ぶれとともにその活躍を振り返っていきましょう。
BMX RIDER of the YEARは誰の手に!?
まずBMX RIDER of the YEARに輝いた中村輪夢(りむ)。2002年2月9日生まれで現在17歳の彼は、名前からもわかるように、BMXショップを経営するBMX一家に生まれ、14歳の頃には国内メジャー大会で優勝するなど日本を代表するライダーへと成長。そして迎えた今年は4月のFISE広島で、日本人初の表彰台となる2位に輝きました。さらに8月には悲願であったX GAMESミネアポリス大会に初出場を果たすと、BMXフリースタイル史上最年少となる銀メダル獲得という快挙を達成。ワールドカップ最終戦であるFISE成都では、ついに日本男子初となるワールドカップ優勝を果たし、2019年のワールドカップ総合チャンピオンのタイトルを獲得。代名詞とも言える高度抜群のエアートリックのように飛躍のシーズンとなりました。