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スノーボード 来シーズンを待ちわびている間にやるべきギアのメンテナンスをご紹介!(ボード編)

スノーボード 来シーズンを待ちわびている間にやるべきギアのメンテナンスをご紹介!(ボード編)

まずはメンテナンスの事前準備をする

メンテナンスに取り掛かる前にボードをリラックスさせるための事前準備を行います。

①ビンディングをはずす

意外と忘れがちなのがビンディングを外してあげる必要があるという事です。ビンディングはボードを正確に操作するために激しく動かしても外れないほど強い力で固定されています。

つまりビンディングをつけた状態だと固定するねじが引っ張る力により板・ビンディングにも負荷がかかり続ける事となり、ひどい場合にはボードのソールの中心が山型に盛り上がってしまいトゥ・ヒール側のエッジのみで接地している状態になる事があります。

スケートボードをやっている人は分かると思いますがこの状態をコンケーブと呼びます。コンケーブになると今までターンやトリックをする時に、例えば体重移動を「ヒールエッジ→ソールの中心→トゥエッジ」での順番で切り替えていたのに、ソールの中心が接地しない 事で「ヒールエッジ→トゥエッジ」と急に反対のエッジがかかってしまう事になります。

そうするとボードコントロールがシビアになり今まで出来ていた事でも逆エッジが頻発し上達を妨げたり、酷いときには怪我の原因にもなりかねません。また、水分を完全にふきとらないまま固定しているとねじ錆の原因にもなり、ねじが外れないとらぶるや錆部分からビンディング・ボードのトップシートへの腐食を招く恐れもあります。よってシーズン終了後は必ずビンディングを外し板に負荷をかけない状態にしてからメンテナンス・保管を行ってください。

②ボードに良い環境を準備する

ほとんどのボードの心材は木で出来ています。シーズン中凍ったり、水浸しになったり、日にさらされたり厳しい環境で酷使されてきたにも関わらず、高温多湿になりやすい部屋・車載キャリアの中ベランダなどに置いておくと心材である木がその影響を受け脆くなりボードの劣化や形状変化を招き、耐用年数に影響を与えます。よってメンテナンス後に常温低湿の部屋に置いて大切の保管をするようにしてください。スペースがなければ後述する預かりサービスなども検討してみると良いかもしれません。

>>メンテナンスをはじめる

この記事のライター/カメラマン

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