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ボルダリングもオリンピック種目に!ルールや注目選手など解説

ボルダリングもオリンピック種目に!ルールや注目選手など解説

大会のルール

オリンピックのボルダリングでは、予選、準決勝、決勝というふうに分かれており、予選5本、準決勝4本、決勝4本の計13本の設定されたコースを登って競います。予選では、グループA、グループBに分かれてもらい、各グループ上位10名の選手計20人が準決勝に駒を進めることができます。準決勝では、予選で分かれていたグループを混合して競ってもらい、上位6名が決勝に進むことができます。

また予選と準決勝ではベルトコンベヤー方式、決勝ではワールドカップ方式という大会ルールを採用しています。

ベルトコンベヤー方式

ベルトコンベヤー方式とは、ボルダリングの大会のルールのひとつで、選手がベルトコンベヤーのように課題をトライしてもらいます。具体的には予選の場合、設定された5本のルートを順番に登ってもらいます。制限時間は、各コース5分間でその中なら何度でもそのコースをトライすることができます。そのあと、各選手5分間の休憩時間が設けられていて、それが過ぎるとまた次の課題に移ります。

なので一人の選手のサイクルは、

1コース目、5分間トライ→5分間休憩→2コース目、5分間トライ、5分間休憩、、、

といったタイムスケジュールになります。そして選手たちは、すべてのコースをトライするまで知らないので、彼らはすべてのコースを自分一人で解決しないといけません。準決勝の場合は、この制限時間が4分になり休憩時間も同じく4分になります。

ワールドカップ方式

ワールドカップ方式とは、決勝にコマを進めたすべての選手が、4本のコースを見る時間(オブザベーションタイム)がそれぞれの課題に設けられ、すべて見終わってから選手たちは待機室(アイソレーションルーム)に戻り、その後一人ずつトライしてもらいます。ベルトコンベヤー方式と違うところは、4本の課題を登る前にすべて確認することができるのと、すべての選手が1コース目終わってから次のコースに移るということです。

選手一人のタイムスケジュールは、

オブザベーションタイム→1コース目、4分間トライ→1コース目を全員が終わるまで待機(最大他の選手計5名×4分=20分)→2コース目、4分間トライ、、、

という流れになります。なのでベルトコンベヤー方式より休憩時間は長いので、万全な状態で選手たちはコースをトライすることができます。

ちなみにワールドカップ方式でも、他の選手がトライしているところは見ることができないので、それぞれの選手が違うの登り方をする場合もよくあるので、そこが見どころの一つだといえます。

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この記事のライター/カメラマン

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