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スノーボード パウダーランのやりかた!どうすれば脚に負担をかけずに楽しめるのか解説します!

スノーボード パウダーランのやりかた!どうすれば脚に負担をかけずに楽しめるのか解説します!

パウダーランをする場所

パウダーランをする場所はいくつかある

パウダースノーを滑るパウダーランは様々な場所ででき、それぞれ特徴があります。

①バックカントリー

バックカントリーとは手が入っていない自然の山を滑ることを指します。自然の山なのでライディングポイントまで自分の足で登って行かなければならず、そこまででかなり疲れてしまいます。滑る斜面は場所により変わりますが、基本的にはツリーランと呼ばれる森林の中のパウダースノーを滑ることになります。森林限界を越えれば一面バーンと呼ばれる雪しか無いスキー場のようなパウダースノーを滑ることができます。

②ツリーラン

ツリーランはバックカントリーや一部のスキー場でコースを設けている森林の中に積もったパウダースノーを滑るパウダーランのことを指します。樹木の密度にもよりますが衝突する危険性があるので滑走速度が出しづらく、下手をすると止まってしまう場合があり滑走難易度は高いです。

③コース横

スキー場のコース横に残っている新雪を滑るパウダーランです。正確に言えばパウダーランとは言えないのですが、はじめてパウダーランをするといったらやはり一番多いのはこのコース横に残ったパウダースノーでしょう。

④スキー場無圧雪地帯

スキー場によっては一部のコースで無圧雪地帯をあえて作り、パウダーランができるようにしてあります。基本的に斜度がかなりある場所に設けられ、初心者などは入りづらいようになっています。

スキー場コース外のパウダーは滑ってはいけない

スキー場コース外でパウダーランをするのは止めましょう。理由はいくつかあります。

①コース外なので先の斜面が予想できない

コース外は斜面の予想ができないので、先の斜面が急に崖になっていたりクラックがあったりする場合に対応できないです。これはどんなスキー場でも同様で、基本的に『コース外に指定されている場所は危険』だということを頭に入れておいたほうがいいでしょう。また場所によっては雪崩が発生しやすい場所もあります。

②遭難する恐れがある

『スキー場内のコースを少し逸れるだけだから・・・』という安易な考えでコース外に出ると簡単に遭難します。山の形は複雑に変化しているのでちょっと外れただけでコースに復帰できなくなるような場所はどのスキー場でもあります。

③怪我をした際は命を落とす場合がある

ただの遭難ならまだしも、そこで怪我などしたら一気に命を落とす危険性が出てきます。「ちょっとパウダースノーを滑りたかっただけなのに・・・」など思っても後の祭りです。

普段パウダースノーを滑れない本州の人などはコース外のパウダーがとても魅力的なのはわかりますがその行為によって自分のみならず様々な人に迷惑をかける恐れがあります。またそれによって発生する救助費用なども膨大になる可能性もありますので、どうしてもパウダーランをしたい場合は北海道のニセコグランヒラフなどスキー場内に一面バーンのある場所や、バックカントリー専門のガイドをお願いしてパウダーランを楽しむようにしましょう。

>>パウダーランは時期によってもやり方が変わる

この記事のライター/カメラマン

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