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なんでスノーボードは滑るのか?滑る理屈とワックスの関係性を解説します!

なんでスノーボードは滑るのか?滑る理屈とワックスの関係性を解説します!

ワックスとは

スノーボードにおけるワックスの意味

スノーボードでワックスと聞くと『滑るようになるもの』と考えると思います。ではどのようなワックスがあるのか?解説していきます。

ワックスの塗り方は3種類

板にワックスを塗る方法は大きく分けて3種類あります。

・スプレーワックス

非常に簡単に、それでいて短時間でできるワックス処理です。一般的にはスプレーワックス缶の先端にスポンジが付けられており、そこから液状のワックスを直接ソールに塗りこんでいくだけです。時間にしたら少し乾かす時間も入れて10分程度で、スノーボードを始めたばかりの人でもすぐ出来るワックス処理です。しかしその分ワックスとしての効果の持続時間が非常に短く、僕自身の体感ですが朝一から滑ったら2時間持つか持たないかといったところです。

・固形ワックス生塗り

ホットワックス用の四角い固形ワックスをソールに摩擦熱を利用しながら塗りこむ方法です。まず固形ワックスをソール面に押し付けながら擦っていきます。このとき少しずつ固形ワックスが削れ、表面に白い幕のようなものができます。全体的に行き渡ったら専用のコルクで擦り、熱を加えながらストラクチャーの中までワックスを浸透させます。上で書いたスプレーワックスよりも効果が長続きしますが少し手間がかかります。またこの方法でも丸一日はワックスの効果が持ちません。

・ホットワックス

ホットワックスとはアイロンを使って固形ワックスを溶かし、ソールに垂らしていきます。その後、垂らしたワックスをソール面全体に伸ばしていき、ワックスが完全に冷え固まったあとスクレイパー等で余分なワックスを削っていく方法です。この方法のメリットはその持続性です。ソールに蝋化した固形ワックスを満遍なく広げ、冷やすことにより強固なワックス層を形成することで滑走中のワックスが削れることを極力抑えることができ、長時間効果を持続することができます。

ホットワックスで使うワックスは2種類ある

ホットワックス用の固形ワックスと一言で言ってもベースワックスと滑走ワックスと呼ばれる2種類があります。

・ベースワックス

その名の通りベース(base)ワックス、滑走ワックスの下地になるワックスです。ワックスブランドによっては使用温度によってベースワックスが種類分けされていますが、基本的には板と滑走ワックスの間に貼るワックスですのでそこまで種類分けされていません。

・滑走ワックス

こちらもその名の通り板を滑走させるためのワックスです。基本的には板⇒ベースワックス⇒滑走ワックスの順に塗られ、一番最初に削れていくワックスです。ベースワックスとの違いはより滑走能力があがるように成分にフッ素が加えられている点です。

>>まとめ

この記事のライター/カメラマン

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