なんでスノーボードは滑るのか?滑る理屈とワックスの関係性を解説します!
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スノーボードのソール
スノーボードの雪面を滑る面《ソール》
ソールはスノーボードの板で雪と直接接する部分を指します。このソールの状態で滑る滑らないが決まるのでスノーボードにとって一番重要な部分と言えます。では実際どのようなものなのかを解説していきます。
ソールはポリエチレンでできている
基本的に現在の板のソール部分はポリエチレン製で出来ています。なぜポリエチレンという素材が使われているかというと硬く疎水性のポリエチレン自体が低摩擦であるからと言われています。
ソールには細かい溝がたくさんある
ソール部分をよくみると分かりますが、全面に細く長い線状の溝が付いています。これは異常ではなく、この溝の中を水分が流れること(転がることとも言われる)によって摩擦係数をさらに下げ、より滑走能力を得るためにつけられています。この溝のことを《ストラクチャー》と言います。
奥が深いストラクチャー
ストラクチャーはスノーボードをやっていると自然と知る言葉ですが、実際はどういうことなのかはあまり知られていません。ストラクチャーは上でも説明した通りあえてソール面に付けられている溝なのですが、これを入れることによってより水捌けをよくするためと言われます。どこまで効果があるかはストラクチャーが入っていない板を使ったことがないので比較できませんが、僕は以前知り合いにストラクチャーをスノーボードのチューンナップショップで加工した《春仕様の板》というものを借りたことがあります。
ノーマルの板 VS ストラクチャー加工の板
どのような加工がされているのかは専門家ではないので僕は分かりませんが、普段使用していた板と比較すると比べ物にならないくらい滑る距離が伸びました。これならハイシーズンもこれでいいいんじゃないかと思うのですが『すべての状況で滑るわけではない』と言われ「???」となりました。話を聞くと『もともとのストラクチャーが~・・・ワックスが~・・・』とうんぬんかんぬん解説されましたがさっぱり理解できません・・・今もネットで数時間調べていたのですが、さまざまな意見がありこれといって回答を見つけられませんでした。