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【 SECRET(シークレット)】 茨城県土浦市のサーフ・スケート・スノーボードショップを徹底取材!

【 SECRET(シークレット)】 茨城県土浦市のサーフ・スケート・スノーボードショップを徹底取材!

店長の高原氏へインタビュー!

『楽しもう!』がコンセプトの横乗り系のショップ SECRET(シークレット)。 店長の高原氏から、あれこれお話を伺いました。

スノーボードを始めたきっかけは『面白そうだったから』

『店長の高原です』ちょっと強面だけど優しい喋り口調の高原氏

スノーボードを始めたきっかけは何ですか?

映画の【私をスキーに連れてって】でスキー場が流行りだすちょっと前、おれが免許取る前だから高校3年かな?その頃からスケートボードはやっていたんだけど、当時行っていたサーフショップの店員に「スノーボードあるよ!」って言われたのが興味を持った始まりだったかな?

スノーボードをやる!という意気込みで始めたわけではなく、面白そうだから始めたスノーボードにすぐにハマった高原氏。まだスキー場でスノーボードの規制が入る前の時代から滑りまくっていた。

全然スノーボードというものがまだ知れ渡っていない時代だったから、「それなんですか?」なんてスキー場の人によく聞かれながらやってたよ(笑)。板はアングルやスタンス幅なんて自由に決められない、バインディングも今と違ってラチェットじゃなくて、スキーのブーツみたいなバッチン!て締めるやつで乗り心地なんで気にしていない作りだった。でもすげえ楽しかったよ。

SECRET(シークレット)を始めた経緯は『じゃあ・・・俺やるか』

さっき話したショップが無くなっちゃって、じゃあ俺やるかと(笑)

『じゃあ俺やるか』すごく軽い感じでショップ経営を初めた高原氏。その当時、ショップを始める前はスケート仲間というかチームを作って滑っていたが、行きつけのショップが無くなったことをきっかけに自分はショップ経営を始めることに。

スケート屋はあったんだけどね、サーフィンもスノーボードもやってという感じのショップが当時この辺に無かったから《昔ながらのサーフショップ》を、横乗り系なんでもやろうというふうに思ってこのショップを始めたんです。

ショップを始めるにあたって、大雑把に《昔ながらのサーフショップ》と決めた。サーフ・スケート・スノーなんでもあるショップを作りあげ、そのスタイルは今現在も変わっていない。

始めた年は1999年だったかな?軽い気持ちでショップ経営を決めたけど、実際始めようと思ったらすげぇ大変だった(笑)。でもまぁ何とかスタートできて今もやっているよ。

《横乗りを楽しむショップ》というSECRET(シークレット)は、具体的にどのようなショップですか?

人それぞれ楽しみかたや好きなものっていうのはあると思うんですよ。だからその人の楽しみかたに合った道具を見つけられるようなショップかな?「ブラっとウチに来なよ!すげぇ楽しめるから!」っていうショップ。今までも、これからもここはそういう場所。

お客さんはもちろん、高原氏自身も本気で楽しんでいる感があるSECRET(シークレット)は本当に変わっていませんね。

なんていうかさ、なんでもあるのよ。スノーボードもあるしスケートもサーフもある、俺はサバゲもやっているしバイクでツーリングなんかもやっているからそっちの話でもいいから来てみてください。むしろそっちメインで、横乗り関係なくてもいいからさ(笑)

ほんと自由なショップです(笑)

スクールもやってます

サーフ、スケート、スノーボードはスクールもやられてるんですね。

そこまでガッツリ「ここで覚えればプロになれる!」っていうスクールじゃないけど、横乗り系の遊びを楽しめるようにスクールもやりますよ。言ってくれれば。

特にスクールの料金とか時間とか、そういう決め事はなく「教えてください」と高原氏に言えば時間を作ってスクールをおこなっている。スケートはショップの前にパークがあるのでその場で教えてもらえ、サーフボードやスノーボードは時間を合わせて現地で教えてもらえます。

冬は泊り込みのスノーボードツアーも

ツアー内容は《朝行くときから帰るまで楽しむこと》。とくにルールや縛りなどは無く、つるみはするけど各自ほぼ自由行動になる。好きな時間に好きなことを行う、ショップ単位のツアーではとても斬新ですね。

冬は1シーズン3回程度泊り込みのツアーを行っています。スノーボードキャンプのように特に撮影などはしない、楽しむためのスノーボードツアーを恒例行事としています。

取り扱っているブランドは特に決めていない

SECRET(シークレット)ではその人の希望に沿った道具を提供しています。「ウチはコレ!」というブランドは特に決めてないです。

SECRET(シークレット)でよく出ているブランドは、板は【LIB TECH】でバインディングは【BENT METAL】と【FLUX】、ブーツは【THIRTYTWO】。

好み言ってくれれば何でも揃えますよ!出来る限り早くね。

事実、僕は一時期BURTONの足回りにこだわっていたときがあり、お願いしたらハイシーズンにも関わらず週末のスノーボードには間に合っていた記憶があります。

個人的に楽しめる板は?

高原氏が個人的に気になっているギアはありますか?

今年、というか【LIB TECH】の【LOST x LIB JAMIE LYNN MAYHEM COLAB】はおすすめするよ。滑っていてすげぇ楽しいねこの板は。

【LOST x LIB JAMIE LYNN MAYHEM COLAB】は今ではあまり見ない形のスノーボード。はっきりとしたディレクショナルの板で、昔のスノーボードを彷彿させる形を持ちながら板自体は軽く、ダブルキャンバーを持つこの板は思ったとおり曲がり止る板だとのこと。

年取ってきて、飛んだり回ったりするのがシンドクなってきたけどスノーボードはそれだけじゃないしね。この板はスノーボードの元々の楽しみ方を教えてくれるよ。

スノーボードは《雪山でサーフィンしたい》という思いから作られました。この板はその頃の楽しみかたを《思い出させてくれる》板とのこと。

ストレートジャンプはいけるけどグラトリとかジブにはまったく向かない板だけどね、ライディングは本当に面白くなる

最後にこの記事をみている人に一言お願いします

楽しもう!形や枠に囚われずに、横乗りを楽しもう!・・・一言じゃなくなっちゃったな(笑)

そう言いながら高原氏は話を続けました。

なんというか、今は結構みんな《枠》にはまっちゃっている感じがするよね。スケートはスケート、スノーボードはスノーボードって一つを極めようとするというか、こだわっちゃっているというか・・・別にそれが悪いって言っているんじゃないよ?もったいないと思ってさ。

ショップのコンセプトにもあるように《楽しむこと》を追い求める高原氏らしいこだわりが言葉の端々から感じ取れました。

さっきも言ったけど人それぞれ楽しみかたがあるわけだしそういうのも全然ありなんだけどさ、もっと広く横乗りを遊んでもらいたいね。

そう言ってインタビューをまとめてくださいました。

>>まとめ

この記事のライター/カメラマン

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