スノーボード スロープスタイルとは?ルールや技など解説!
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スロープスタイルのアイテム
【ジブセクション】と【ジャンプセクション】
スロープスタイルは前半のジブセッションと後半のジャンプセッションに分けられています。ジブが得意な選手はジブセクションでより高難易度なトリックを繰り出し高得点を狙い、逆にワンメイクが得意な選手はジャンプセクションのキッカーなどで高得点を狙えるため選手個人の総合滑走能力が問われる競技です。なおジブセッションは必ずしもやる必要はなく、ジブに入るギャップを利用しワンメイクを出して得点を出すことも可能です。
スロープスタイルのアイテムは3種類
スロープスタイルのアイテムは大きく分けて3種類です。ですが近年の大きな大会ではアイテムの名前を言えないような変わったアイテムが出ており、必ずしもこの3種類に当てはまるわけではありません。
・レール
ジブセッションのメインになるアイテムです。レールはストレートレールのほかにキンクレール、レインボーレールなどで構成されており、それらを各選手が工夫し安定した滑りを見せます。どちらかといえばジャンプセッション前なので、転ばないように少し抑え気味にアタックする選手が多いです。
・ボックス
ボックスもジブセッションに設置されているアイテムでどちらかといえば低難易度で得点がそれほど出ないアイテムになっています。ただしトランスファーを行うなど工夫次第では高得点を狙えるため、ジブが得意な選手は全力で攻める方も居ます。
・キッカー
スロープスタイルの花形になるアイテムです。1~数種類のキッカーから選び高難易度のスピントリックに挑みます。ジャンプセクションが何度かある場合はその都度選手が選べるように何個かキッカーが準備されております。一番最後のキッカーは特に大きく設置されていることが多く、一番注目を浴びることからここに大技を持ってきてほかのアイテムは流す程度のトリックという人もいます。最近はキッカーでのスピンがどんどん高回転化する傾向にあり、それに比例してキッカーも巨大化するようになってきました。