スノーボード エッジとは?構造や研ぎ方・削り方などのチューンナップ方法も解説!
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エッジを研ぐサイン
エッジはいつ研げばいいの?
エッジを研ぐのは錆を落とすためとエッジが丸くなり、ターンがズレるようになったときに研ぎエッジを立たせます。また購入直後はエッジにバリが付いているため軽く研ぎます。その他には研ぐわけではなくエッジを削る【ダリング】という工程もあります。
エッジを立たせるとは
エッジを研ぎ、鋭利にすることを【エッジを立たせる】と言います。こうすることによってエッジは雪面により食い込み、キレのあるターンをすることが出来るようになります。
エッジのダリングとは
【ダリング】はエッジが切れないように刃の部分を削って丸くする事をいいます。上でも述べましたがエッジはスノーボードの形状維持に使う意味もありますのでスノーボードの外周を一周しています。なのでスノーボードのノーズとテール部分はエッジが付いていますがこの部分は滑りには使いません。使わないとはいえ同じエッジですので鋭利です、しかもノーズとテールは滑り方によっては両方とも進行方向になるため人にぶつかる可能性が一番高い部分です。万が一ノーズとテールのエッジ部分が皮膚に当たりでもしたら簡単に切り裂く事が出来ます。これを防ぐためにエッジを削る工程が【ダリング】と呼ばれます。
エッジは丸くなる
エッジはダリングのようにあえて刃の部分を削らなくてもスキー場を滑るだけで丸くなります。圧雪された雪面をターンすることで少しずつ金属部分が削れていっているんですね。例えるなら研ぐ力がほとんど無いヤスリの上を滑っているといえばいいでしょうか。なのでカービングターンなどでエッジを力強く雪面に食い込ませるスノーボーダーほどエッジは丸くなっていきます。
エッジが丸くなるとどうなるのか
エッジが丸くなりますと雪面にエッジが食い込みづらくなり、結果ターンがしづらくなります。エッジが丸いまま放置し滑り続けると、ターン中にエッジが雪面から抜けてしまい最悪他人と衝突し怪我をさせる可能性もあります。以上の理由から出来る限りエッジは立たせるようにしましょう。
エッジの立ちの確認方法
エッジが立っているか立っていないかの確認方法は紙を押し当てて切れ味を確認する方法や自分の爪の表面をエッジで軽くなでて切れ味を確認するなどがあります。爪を使うときは力は全く使わずにエッジをなでて、白い爪の削りカスが出てくればエッジが立っている証拠になります。