スノーボード 板の種類や選び方とは?初心者おすすめのブランドもご紹介!
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板には種類がある
スノーボードは、前方のノーズと後方のテールの形状を変えるなど、アレンジを加えることで、滑りに変化を出すことができます。
まず初めに、板の形状を見ていきます。
① 形状
様々な形状の板が開発されていますが、主要な3種類の形状について見ていきます。
1.ディレクショナルツイン
オーソドックスなタイプで、ノーズとテールの形状が同じで、ビンディングの位置がテール寄りに設定されています。ゲレンデを普通に滑って楽しみたい方、初心者の方におすすめのタイプになります。
2.ディレクショナル
ノーズが長く、テールとの形状も異なり、ビンディングの位置もテール寄りに設定されているタイプです。スリル満載な高速滑走に優れており、高速でも安定した滑りを行うことができます。
3.ツインチップ
ノーズとテールの形状が同じで、ビンディングの位置がセンターに設定されています。この形状はトリックを魅せる滑りに向いているタイプで、スノーボードパークでの滑りにおすすめです。
② 真横から見た形状
次に真横から見た形状、代表的な5種類を詳しく見ていきます。
1.ロッカー形状
ロッカー形状の中でもUロッカーやVロッカーなど種類がありますが、ノーズとテールが反り上がった円弧の形状を言います。操作性が高く、板がしなりやすことでスライド系のトリックがやりやすいとされています。さらに浮力を感じやすく、パウダーランではより浮力を感じることができ、慣れていない方でも滑りやすさがあります。
2.キャンパー形状
ノーズとテールが反り上がり、真ん中部分も盛り上がった形状です。ターン時の雪面への食い込みや板を踏み込んだ時の反発力が強いため、オーリーなどのトリックで高さを出すことができ、長く支持されているタイプでもあります。ロッカー形状よりも古いタイプですが、キャンパー形状が正統派という見方もあるようです。
3.ダブルキャンパー形状
板の中心はロッカー形状、ビンディングの周辺がキャンパー形状になっている、ロッカー形状とキャンパー形状を良いとこ取りしたタイプです。中心がロッカー形状になっていることで、逆エッジになりにくく操作性が高まります。またノーズとテール部分がキャンパー形状になっていることで、特有の反発力を引き出すことができます。
4.フラット形状
板の中心からノーズとテールが大きく反り上がったロッカー形状とは違い、板の中心付近が雪面に接する、ロッカー形状とキャンパー形状の間の形状をしています。早く、そして楽にトゥエッジとヒールエッジを切り替えることができ、ロッカーよりもしっかりと滑り込めて、キャンパーよりも楽に滑ることができるとされています。
5.フラットロッカー形状
その名の通り、フラット形状とロッカー形状の間に位置するフラットロッカー形状があります。ビンディングの間はフラット形状で、そこからノーズとテールがロッカー形状のように反り上がっています。多くのタイプが開発されていますが、今では初心者の方には、このフラットロッカー形状がおすすめされることがほとんどです。