サーフィン バックサイドのコツとは？テイクオフの姿勢など解説！

バックサイドをできるようになったらバックサイドオフザリップに挑戦しよう

バックサイドができるようになったら応用技にチャレンジ。ここでは「バックサイド」をしてから「リッピング」をする一連の流れ技「バックサイドオフザリップ」をご紹介します。ボトムでターンして、波の「フェイス」（波の斜面）を上り、波の「トップ」で素早くボトムへ切る返す技です。

波のトップで勢いよく切り返しをするを行うかっこよさと、「バックサイドオフザリップ」を決めることでスピードに乗り、次のアクションに加速した状態で移っていけるという特徴があります。

「バックサイド」からターンで一気に「トップ」まで登ったところで、もう一度ボトムへとターンしていきます。「トップ」に着いたら頭を下に向け、足に体重を乗せ、肩を回し、体をねじるようなイメージでターンをします。

バックサイドオフザリップ上達のための練習方法

「バックサイドオフザリップ」の上達に向けて、いかに3点を意識して練習を進めましょう。

①バックサイドをしてからトップに垂直に向ける

「バックサイドオフザリップ」完成にあたり、まずは「バックサイド」をしてからトップに向かうまでの流れをマスターします。ボードが垂直に近い角度で、トップに向かっていくのを理想として、「バックサイド」の練習繰り返し行なっていきましょう。ボードを縦に上がっていくようにするためには、膝でためをしっかり作る、いつもより重心を後ろに入れて見るなどの試行錯誤をして調整してみてください。力加減に合わせて、練習を繰り返してみるのが近道です。

②トップでターンするときの視線は下に

「バックサイド」のコツでも「視線」の重要さについて説明しましたが、トップで「リッピング」を決める際にもどこを見ているかは大切です。頭の向きによって、体の向きも変わっていくので、トップで切り返しを行うときは視線を下(ボトムの方向)にしてターンをすることを意識しましょう。

③アップス をマスターした上でのリッピング

トップでの切り返し(リッピング)が上手くいかない方は、初心に帰り「アップス」の練習をしてみましょう。「リッピング」は波のリップにボードを当てることなので、よく掘れた波で「アップス 」を完璧にマスターすれば「バックサイド」からの流れの中で「リッピング」が自然にできるようになります。まずは「アップス 」を極め、その後①「バックサイド」から縦に上がっていくことと合わせて練習をしていきましょう。

「バックサイドオフザリップ」は、「バックサイド」からしっかりと加速をつけていくことで、技のかっこよさが増していきます。ぜひ、スピードに乗る練習を繰り返してかっこいい「バックサイドオフザリップ」を決めてみてください。