X-PLAYがチョイスするサーフブランド15選

X-PLAYがチョイスするサーフブランド15選

カリフォルニアやハワイ、オーストラリアなど、コースタルライフスタイルの魅力を表現するサーフ系ファッションは、今や確固たるファッションジャンルのひとつ。都心の人気セレクトショップなどでも幅広く展開されており、サーファーならずとも誰もが愛用できるシンプルなデザインが話題となっています。夏や海、旅やリゾートをイメージさせるウエアの数々は、洗練されたデザインも増え、街で着用してもサマになるほど。アーバンサーフが一般的になった現在のファッションシーンには、欠かせないものとなったのです。今回は数え切れないほどあるサーフブランドから、厳選したブランドを紹介! 大人にしっくりと馴染むサーフファッションで、毎日のスタイルをアップデートしましょう。

絶対に外せない老舗サーフブランド

現在もサーフカルチャーの中心であるアメリカやオーストラリアでは1960年代からサーフブームが到来。当時は多くのサーフブランドが登場し、世界を賑わせました。その後、長いサーフヒストリーとともに成長し、今もトップに君臨し続ける老舗ブランドといえばこの4つ。世界のトッププロサーファーが愛用するブランドだけに、その存在感は本物です。

Quiksilver(クイックシルバー)

1969年にオーストラリアのサーファー、アラン・グリーンとジョン・ローの2人が設立。パフォーマンス性とファッション性を兼ね備えたボードショーツ作りから始まり、瞬く間に世界中のサーファーの定番となりました。1980年代にはスケートチームも結成。チームライダーにクリスチャン・ホソイを迎えるなど、いち早くスケートブランドとサーフブランドの融合を図ります。現在はサーフ、スノー、アスリートスポーツなどをカバー。サーフショーツはもちろん、ウエア全般を網羅し、最新のウエットスーツ作りでも注目の存在。チームライダーは、五十嵐カノアほか、今をときめくトッププロばかりです。

Hurley(ハーレー)

創業者であるボブ・ハーレーが1979年にサーフボードブランド「Hurley Surfboards」をカリフォルニアで設立。その後に数々のトップサーファーやアーティストと親交を深めていくなか、1999年にライフスタイルブランドとしての「Hurley」を誕生させました。西海岸のライフスタイルにエッジを効かせた商品の数々は、日本でもすっかりお馴染みの存在。最新テクノロジーを駆使したアイテムも話題となっています。2019年までの7年間は世界王者のジョン・ジョン・フローレンスが在籍。多くのサーフスターを生み出した老舗ブランドです。

BILLABONG(ビラボン)

1973年にオーストラリア・ゴールドコーストで誕生。「サーファーによるサーファーのための」というコンセプトを持つブランドは今や多くありますが、このコンセプトをいち早く打ち出したブランドとしても有名です。現在は世界中で展開される人気ブランドで、ボードショーツからアパレルライン、雑貨まで、豊富にラインナップ。さまざまな有名アーティストとコラボレーションをするなど、常に最新でファッショナブルなアイテムを発表し続けています。オアフ島・ノースショアを舞台とする伝統のサーフコンテスト「トリプルクラウン」でもメインスポンサーを務めるなど、現在もサーフィンの最先端で活動。注目の若手プロだけではなく、タジ・バロウやシェーン・ドリアンなど、往年のサーフスターが多くチームライダーにいることも特徴です。

VANS(ヴァンズ)

1966年にポール・ヴァン・ドーレンと3人のパートナーによりカリフォルニアで産声を挙げた「VANS」は、世界中のサーファーが愛用する老舗シューズブランド。現在はウエア類も幅広く展開していますが、グリップに優れたワッフルソールとクールなデザインのシューズこそ、このブランドの最大の魅力と言えるでしょう。1970年代にはトニー・アルヴァやステイシー・ペラルタなど、スーパースターの誕生により、全米でスケートブームが到来。その流れはサーフィンとも紐付き、西海岸カルチャーのアイコン的なブランドとなりました。今なおその存在感は健在。老若男女問わず、サーファーに愛され続けています。チームライダーはジョエル・チューダーやアレックス・ノスト、ネイザン・フレッチャーなど、カリフォルニアを代表するスタイルマスターばかりです。

>>NYから生まれたアーバンサーフファッション

この記事のライター/カメラマン

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