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サーフショップ「カルホルニアハワイプロモーション」を徹底取材!

サーフショップ「カルホルニアハワイプロモーション」を徹底取材!

CHPおすすめのアイテムたち

どんなブランドや物を扱っていますか?

サーフボードに関してはCHPのオリジナルボードがメインで、岡野功、中村大輔といったシェイパーがいます。他に山崎市朗がシェイパーを務めるロングボードやレトロボードのオリジナルブランドのSUNWAVE、カリフォルニアのメーカーのChris Borst、スペインのメーカーでヨーロッパでは最も大きなブランドのPUKASを取り扱っています。ウェットスーツはBe Wet、O’Neill、Rock Hopper、Wave Warriors、Glare、Cyber、Zero Oneですね。

サンライズでサーフィンするとき、どんなサーフボードがおすすめですか?

まず、おすすめなのが“フライ・ライク・アン・イーグル”というモデルですね。コンセプトとしては、今の社長の中村新吾がこれまでの経験を生かして、プロサーファーや上級者ではないサーファーが厚めの波質のサンライズでサーフィンする上で、より多く波をキャッチできて、一本の波に長く乗っていられる楽しいボードを目指しました。去年の夏終わりくらいから、中村大輔プロデュースの下、中村新吾社長とシェイパーの岡野功が共同で開発を始めたボードです。ロングボードからショートボードに変化してきた1970年代シングルフィンのフィーリングがベースですね。ちなみにモデル名の“フライ・ライク・アン・イーグル”は、1970年代に活躍したスティーブ・ミラー・バンドの曲名が由来。雰囲気としては、イーグルが飛ぶような滑らかさと速さと自由さを兼ね備えたボードという感じです。確か“フライ・ライク・アン・イーグル”の曲が発表されたのが1976年なので、ショップが一宮町に移転した年と一緒。そのあたりがクロスオーバーしているのも面白いなと思っています。CHPとしてはこの手のボードを作ったことがないので、これまでのボードとは違ったテイストに仕上がっていると思います。ボード自体はすごくシンプルなんですけれど、テイクオフが速くて乗りやすいし、シングルフィンに乗ったことがない人でも優雅さを感じられるはずです。フィンが1本なんですが、フィンを変えることで乗り味ががらりと変わることが感じられるボードでもありますね。長さとしては7’あたりが唯一の展開で、カテゴリーとしてはミッドレングスに入ります。

もう一本のおすすめは、“ホバークラフト・コミット”というモデル。船のホバークラフトのように、水面をすいすいと走っていくイメージのサーフボードですね。シェイパーは岡野功で、テイクオフがすごく楽。波に乗ると、浮いているような感じで進んでいってくれます。特にサンライズのように厚い波質のポイントで活躍するはずですよ。レングスを短くすれば、パフォーマンス性の高さも感じられます。逆に年輩の方やパドリングがキツいという方は長めに設定して乗ると、波をたくさんキャッチできて、ゆったりとしたライディングを楽しめると思います。だいたい5’8”の長さが標準的で、長くても5’10”くらいですね。それでもすごくボリュームが出るので、乗りやすいはずですよ。

最後におすすめするのがDNAシリーズの“the one”というモデルです。このボードは、南アフリカの有名シェイパー、ピーター・ダニエルがデザインとして残していったモデルになります。ピーターは毎年日本に来ていて、中村大輔にデザインデータを託していたんです。アベレージのショートボードとして、CHPライダーたちにもすごい人気のモデルですよ。自分もよく乗っています。ピーターの開発したSLボンザーが入っているのが大きな特徴で、サイドフィンの間に浅く入っているボンザーがそうなんですが、このおかげでボードを踏み込んだときにターンがすごく伸びるんです。特に現役のときにはこのモデルを頻繁に乗っていましたね。自分は5’8”くらいの長さのものを使用しています。

他におすすめのグッズはありますか?

フィンプラーというアイテムですね。これは着脱式のフィンを取り付けたり取り外したりするときに活躍するグッズです。FCSⅡにもFuturesにも対応していて、すごく便利。特にフィンを取り外すときって、フィンがボードにがっちりハマっているのでけっこう力が必要じゃないですか。でも、力任せに取り外そうとすると、ボードを凹ませてしまうこともありますよね。そういうときにこのフィンプラーをフィンにかませて、テコの原理を利用することで、簡単に取り外すことができます。取り付けるときも、特に新品のフィンは馴染んでいないので取り付けづらいんですが、これを使えばポコッと簡単に取り付けることが可能です。ボードに接する部分がラバーになっていて傷も付きにくいので、自分も重宝して使っていますよ。

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この記事のライター/カメラマン

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