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BMXとは?自転車の種類や選び方、特徴などを徹底解説!

BMXとは?自転車の種類や選び方、特徴などを徹底解説!

それぞれの車体の特徴と選び方

BMXの競技を紹介しましたが、それぞれ使われる車体は同じように見えるかも知れません。しかし、それぞれが競技に特化した車体になっています。

基本的にはどの競技もホイールのサイズが20インチで、シンプルな形状で頑丈な構造になり、変速機能を持たないシングルスピードの自転車になります。

実際にどの競技を始めるかによって選ぶ車体が変わってくるので、各競技の車体の特徴を紹介したいと思います。

レース

レースは速さを競う競技なので、車体はいかに速く走れるかを重視した性能になります。

フレーム材質は アルミ が主流ですが、最近ではより軽く丈夫な カーボン のフレームも登場してきています。また、ブレーキは後輪のみというルールがあるので、レース用の車体はリアブレーキのみになります。

サイズは身長を基準にして選びます。

  • Micro Mini(15~16.5インチ):120cm以下
  • Mini(16~17.5インチ):115cm~130cm
  • Junior(17~18.5インチ):120cm~140cm
  • Expert(18.5~19.5インチ):140cm~155cm
  • Expert XL(19.5~20.5インチ):150cm~165cm
  • Pro(20~20.75インチ):160cm~172cm
  • Pro XL(20.75~21.5インチ):170cm~183cm
  • Pro XXL(21.5~22インチ):183cm~

自転車の格闘技と呼ばれるぐらい転倒したりぶつかったりと激しい競技なので、 「ヘルメット」「ゴーグル」「プロテクター」 の着用が大会では義務付けられています。

パーク

パークはスケートパークでジャンプなどを行う競技で、車体に負荷がかかるので丈夫な車体になり、フレームはほとんど クロモリ と呼ばれる鉄製のものになります。

また、ライディングスタイルによってはない場合もありますが、 「ペグ」 と呼ばれるホイールの横に取り付ける棒状のパーツを左右どちらかに前後輪合わせて2本、左右取り付ける場合は4本取り付けます。

一般的なスポーツ自転車のサイズ選びはシートチューブの長さで選ぶことが多いですが、BMXのフレームのサイズ選びはトップチューブの長さで選ぶことがほとんどです。

  • トップチューブ長19.8〜20.5インチ:身長150〜160㎝
  • トップチューブ長20.8〜21.8インチ:身長170〜180㎝

ジャンプなどのトリックが多いのでチェーンステイは長めの方が安定します。

パークも大会になると 「ヘルメット」 「プロテクター」 の着用が義務付けられていますし、転倒などケガに繋がることも多いので、練習でもヘルメットやプロテクターを付けておいた方がいいでしょう。また、スケートパークによっては着用が義務付けられていたり、セクションの破損をを防ぐためにプラスチック製の 「ペグ」 「バーエンド」 「ペダル」 の装着が義務になっていたりするスケートパークもあります。

ストリート

基本的にはパークに使う車体とほとんど変わりません。サイズ選びはパークのものを参考にしていただければ大丈夫です。

ストリートはパークと違って平地からのトリックが多く、バニーホップという平地でジャンプするトリックが基本になるので、チェーンステイは短めの方が扱いやすいです。

フラットランド

フラットランドはBMXの中でも特殊な競技になり、車体選びも他とは違い、特殊なパーツが多いです。

まずはサイズ選びですが、ライディングスタイルによって違ってくるのでその人次第になってしまうものの、他のBMX競技よりトップチューブやチェーンステイの長さが小さいのが特徴です。

  • トップチューブ長18.0〜18.5インチ:身長150〜160㎝
  • トップチューブ長18.6〜19.0インチ:身長170〜180㎝

トリックがしやすいようにトップチューブやダウンチューブを曲げてクリアランスを確保するなど、変わったフレームの形もあります。

「ペグ」 はさまざまなトリックをするために前後輪の左右に取り付けるので4本必要になります。また、ホイールを逆回転させてもペダルが回ってこないようにするため 「フリーコスターハブ」 が必要で、この2つのパーツは必須となります。また、リアブレーキを取り付ける際には、ブレーキケーブルが絡まないようにするために 「ジャイロパーツ」 を取り付けます。

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この記事のライター/カメラマン

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