マウンテンバイク ヘルメットやシューズなど必要なものとは?
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- マウンテンバイク(MTB)
MTBを始めるためには、バイクだけではなく他にも必要なものがたくさんあります。
特に、スポーツ自転車の中でも状況の悪い激しい道を走る・急斜面を全速力で駆け下りる、崖を飛ぶ・岩を飛び越えるというような怪我に繋がりやすいスポーツではヘルメットはもちろん、各種プロテクターも必須になります。
是非目を通して、必要なものを買ってからMTBを楽しんでください。
MTBに必要な道具
①ヘルメット
amazonで詳細を見るMTBは危険の伴うスポーツです。大会では頭部を守るためにヘルメットの着用が義務付けらていますし、着用していない人の練習をお断りするという練習場所もあります。ヘルメットを着用しないまま練習をしていると、万が一の場合には命の落とすこともあります。自分の身は自分で守るようにしましょう。
買うときのポイントは、自分の頭のサイズにあったヘルメットを選ぶということです。少し前までは日本ではヘルメットを製造しておらず、輸入品のUS規格から選んでいたのですが、国内メーカーが増えてきたことで日本人の頭の形に合わせたJIS企画が出てきています。まずはお店などで実際に被ってみて、自分にぴったりのヘルメットを見つけてください。
また、日本自転車競技連盟(JCF)の公認シールが貼ってあるものを購入しましょう。この公認シールがない場合は出ることのできない大会もありますので、今後競技大会へ出場することを目指している人は公認シールがついているものを選ぶ方が無難です。競技大会への参加を考えていない人は特に気にする必要はありません。
ヘルメットの形態にも種類があるので、それぞれ簡単に説明します。
バイザー付き
amazonで詳細を見るMTBやツーリング・日常生活での街乗りなどの比較的激しいスピードを出しての走行ではない時に使用される頻度が高いのが、バイザー付きのヘルメットです。バイザーがついていることによって、日差しはもちろん、雨からも顔を守ることができます。ほとんどのバイザーは取り外しが可能なので、必要のない場合は外して装着することも可能です。
バイザー無し
バイザー無しヘルメットは、前傾姿勢をとって走行する時に使用される頻度が高いモデルになります。前傾姿勢においては、バイザーがついていると前方の視界を悪くしてしまうことがあるためです。ヘルメットを長時間被っていると、頭が蒸れてきてしまう、ということがあります。どのヘルメットにも通気口となるところはあるのですが、上位モデルの方が通気性がよりよくなるという傾向があります。
おすすめヘルメットメーカー:OGK KABUTO
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1923年からスタートしたアメリカのメーカーである「BELL」。その中でも今回取り上げたいのは、「SUPER2」というモデルです。
トレイル用であり、後頭部まで広くカバーしたこちらは冷却性に優れていることに加えて、カメラマウントを搭載しているというメリットがあります。トレイル走行中に、 GoProなどで迫力の映像を頭の位置からカメラに撮影することも可能です。今後流行していくであろうこちらのモデルを購入してみると、後からの思い出として残せるのでおすすめです。
②シューズ
長時間MTBを漕ぎ続けるとなると、体には足から疲労がたまると言われています。ツーリングや街乗りでは一般的なスニーカーでも楽しむことができますが、ほとんどのスニーカーでは、靴底が薄いために、ペダルを漕いだ時に靴底が曲がって力をうまく伝えることができなかったりします。もし、今後レースなど本格的な競技にチャレンジして行くなら専用のシューズを購入するのも良いです。
ビンディングシューズ
amazonで詳細を見るビンディングシューズとは、サイクリングに適した専用のシューズのことを言います。専用ペダルを一緒に使うことでバイクと体を一体化させることが可能になります。ビンディングによって体がバイクから離れなくなったら、足を踏み込むときだけでなく、引き上げる時にも力を加えることができるので、より力をペダルに伝えることができます。
専用のペダルを買った時に付いてくる「クリート」と呼ばれる、シューズとペダルを繋げるための金具は、最初に店頭で位置を調整してもらうといいです。このクリートは歩けば歩くほど消耗して行くので、街乗りにはあまり向いていませんし、定期的な交換が必要になることを覚えておきましょう。
普段履きもできるビンディングシューズ
上述したように、クリートは街乗りには不向きになります。そういった時には街乗り用のMTBビンディングシューズを選ぶと良いでしょう。
こちらは金属製であるため耐久力が高く、シューズ自体もカジュアルなデザインが多いため、普段から履けるモデルになっています。中には通勤でも違和感なく履けるものもあります。
③前照灯
amazonで詳細を見る前照灯の役割としては、「自分の視界を良好にする」「相手に自分の存在を知らせる」という2つの利点があります。前照灯を選ぶ上での大事なポイントは、
- 点滅ではなく点灯するものを選ぶ
- 色は白また淡黄色を選ぶ
- 400カンデラ以上の明るさを選ぶ
の3点です。
一点注意するのはトンネルです。トンネル内もライトの点灯が義務付けられているので忘れないようにしましょう。
1. 点滅ではなく点灯
自転車のライトには10m先のものが照らせるだけの明るさが必要になりますが、点滅では10m先まで照らせているか不透明です。ですので基本的に点灯させます。
2. 色は白または淡黄色
これは相手にとって見やすい色であるためです。
3. 400カンデラ以上の明るさ
明るさの単位をカンデラと呼ぶのですが、400カンデラは10m先を常時明るく照らすことができるだけの明るさになります。
④反射板・尾灯
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後方の車両に自分の存在を教えるためにも、前照灯と同様、つけることを心がけましょう。
追突などの事故を回避するため、自分の身は自分で守ることが大事です。
⑤グローブ・プロテクター
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ヘルメットと同様、怪我から身を守るためには自分で自分の体を守ることが大切ですが、グローブに限らず、MTBでは肌が露出している部分にはプロテクターなどをつけて地面との擦れ傷を防止しましょう。
特にグローブは、ハンドルを握る時の負担を減らす役割を果たしてくれますし、ハンドル操作も安定してできるようになります。
⑥パンク修理キット
自転車は消耗品です。路面状況の悪い道や長い距離を走れば、それだけタイヤのパンクの危険性も高まります。
もしパンクした時、すぐに自転車屋さんに行くことができればよいですが、そうでない場合には自分で修理しなければいけないこともあると思います。
一般的に修理キットは「携帯工具・携帯ポンプ・チューブ」の3点をます指しので、修理方法などを事前に修理のプロから聞いて、自分で直せるだけの技術は身につけておきましょう。