1. マウンテンバイクの種類と特徴を徹底解説!

マウンテンバイクの種類と特徴を徹底解説!

マウンテンバイクの種類と特徴を徹底解説!

目次

ここまでMTBの競技の種類をみてきましたが、実は競技やレース内容ごとに使っているMTBは異なります。

その理由としては、各メーカーがそれぞれの競技に合わせて必要な機能に特化したものを製造しているためです。よりレースで結果を残せるように目指しているのです。

そこで、現在販売されているMTBの種類と特徴を説明していきます。

クロスカントリー

人気種目のクロスカントリー向けに作られているモデルを競技名そのままに「クロスカントリー」と呼びます。
クロスカントリーという競技の特性上、長距離を走破できるだけの機能が必要になりますが、特に重点を置いているのが軽量性です。もしも、コースの中にペダルを漕いで上るのが困難な坂があった場合に担いで上るということをしなければいけないこともあるためです。そのため、多くのモデルでアルミニウムやカーボン素材が使用されています。
そんなクロスカントリーの中でもさらに細かく分類することができるので、1つずつ見ていきましょう。

ハードテイルクロスカントリー

ハードテイルクロスカントリーとは、山道での長距離走行のために作られたMTBです。第一に車体の軽量性を重視しているため、フレーム・サスペンション共にアルミニウムやカーボン素材で構成されていて、第二にペダリングの効率性を考慮してリヤサスペンションは装着していません。つまり、オフロードで快適な走行を目的として作られているのがハードテイルカントリーになります。

また、キャリアをつけてツーリング用にして走行することも可能です。

前傾姿勢を維持するためにハンドルはストレートタイプ、フレームは上り道でパワーをうまく伝えるためにアルミ製が採用されています。上位モデルではカーボン製のものもあります。

タイヤは地面とのグリップ力を確保するために、幅が2.0インチほどがメインタイプです。大きさも26インチから、より快適な走行を楽しむために29インチやか中間の27.5インチなど主に3種類から販売されています。

フルサスクロスカントリー

フルサスカントリーはハードテイルカントリーと同様に、山道での長距離走行向けのモデルであり、車体の軽量性を重視したアルミニウムやカーボン素材が採用されています。

ハードテイルカントリーとの異なる点は、ハードテイルカントリーがペダリングの効率性を目的としてリヤサスペンションが装着されていないのに対して、上下道での安定性とトラクション確保のためにリヤサスペンションが

装着されている点です。より長時間での疲労軽減が見込めるモデルです。
しかし、特殊な形状のフレームが多く、キャリアの取り付けは困難であるため、通常のツーリングでは不便なことがあります。

ハンドルはハードテイルカントリーと同様に前傾姿勢を維持するためにストレートについていますが、操縦性を重視してハンドル幅が560〜600mmと比較的狭いタイプになっています。

ダウンヒル

クロスカントリーと同様に、競技名からそのまま「ダウンヒル」と呼ばれるようになりました。

ダウンヒルの特徴は、競技が急斜面を全速力で駆け下りるものであるため、他の種類に比べると衝撃をしっかり吸収できる・安全なタイプが多いです。着地時などの衝撃性を緩和させる役割を果たすサスペンションは200mmもあり、クロスカントリーの約2倍です。

また、数メートルから崖からジャンプしたり、大きな岩を飛び越えたりする競技性から、その安全性に重きが置かれています。車体はオートバイのように見えますが、その各部が補強されており、車体重量が20kgを超えるものもあります。

基本的に、ダウンヒルに乗る場合はゴンドラやリフトでスタート地点までいくことが多いのですが、日常生活でフリーライドを楽しむ場合には、多少の上り坂なら対応することは可能です。

ハンドルは斜面を駆け下りる時にも操縦性を重視するために高めの位置についていて、乗車姿勢をよりアップライトに近づけています。ハンドル幅も広めになっています。

フルサスオールマウンテン

フルサスオールマウンテンは極端に荒れた道や競技志向には適しておらず、ダート走行を楽しむためのモデルです。クロスカントリータイプのサスペンションよりも長めのサスペンションを前後に設置して、傾斜の強い坂道でも安定して走行することができます。

車体重量はあるものの、ローギアを34Tにするなどして、下り坂だけに特化させているのではなく、上り坂もある程度楽しむことができるようになっているのが特徴です。

長時間・長距離をバランスよく走行することに長けた種類ということができます。

ハードテイルオールマウンテン

ハードテイルオールマウンテンは、ストリートMTBと言われることもあるように、操縦性に重点を置いています。競技で速く走ることよりも、乗車を楽しむことを目的としているのです。

コンクリートで走行することも多いため、タイヤはスリックタイヤというものが多く採用されています。
また、非常に高い強度と剛性の高いフレームを備えた気軽な街乗りから、レースではないもののある程度のダウンヒルを楽しむことまで可能にした種類になります。

下り坂でも高い操縦性を維持するためにハンドルポジションは高めに設定されています。

エンデューロ

近年人気が急上昇しているこのエンデューロにおいては、下りにはある程度強く、上りはそこまでスピードを求められていないが最低限の機能を備えているものが求められているため、バランス型の種類になっています。

トライアル

足をつくことなく、岩などの障害が大きい道でも走行していく競技に特化した種類です。
最大の特徴はサドルがなく、立ったままのポジションで走行していくスタイルであるというところです。

ダートジャンプ・フォークロス

ジャンプの衝撃の吸収から耐えることができるだけの強度を重視したハードテイル系のモデルになります。
ジャンプがメインであるという特性上、サドルに座ることが少ないためにサドルの位置が極端に低くなっています。

シティ用MTB

シティ用MTBは本来の路面状況が悪い道でも安全に走行することができるというメリットをそのままシティ向けに応用したものです。
舗装された道でも快適に乗りこなしていけるように、ハンドルはストレートタイプで、サスペンションは軽量なアルミニウムを採用しながらも最低限の衝撃吸収性を確保しています。

タイヤが26インチのものは小柄な人にも乗りやすいサイズであったり、交換用のパーツが豊富に取り揃えられています。タイヤが29インチのものは身長の高い人でも違和感なく乗車することが可能になっています。

他にも、変速機を搭載していない「SS(シングルスピード)」、遠くへ旅をするのに荷物を積みたい時には「アドベンチャー」、砂浜や雪道でも難なく走行することができるほどの太いタイヤを装備した「ファットバイク」といった、別ジャンルに思えるような種類もMTBには含まれています。

以上がMTBの種類になります。

もし、MTBでの参加した・チャレンジしてみたい競技がすでに決まっているならそれぞれの競技に合わせたモデル種類を購入すれば良いですし、まだ競技が決まっていないならば、オールラウンドに乗ることができるタイプ、またはシティ用のバイクからスタートしてみるのが良いのではないでしょうか。

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